2020年 7月 4日 (土)

サラリーマンで「年収1500万」 富裕層なのか「中間所得者」なのか

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海江田氏の資産額は4500万円で「マス層」?

   では、「年収1500万円」というのは、実際には、どのくらいの水準なのだろうか。国税庁が10年9月に発表した民間給与実態統計調査によると、09年に1年を通じて勤務した給与所得者数は4506万人で、1人あたりの平均年収は406万円。そのうち年収が1500万円を超える人は45万4000人。全体のわずか1%だ。

   では、いわゆる「富裕層」という層は、どの位の厚みがあるのだろうか。富裕層向けのSNS「YUCASEE」(ゆかし)が対象にしているのは、「金融資産1億円以上の富裕層」だと明記されている。また、富裕層マーケットに関するアンケートを定期的に行っている野村総合研究所でも、本人と配偶者が保有する金融資産の額が5000万円以上1億円未満の層を「準富裕層」、1億円以上5億円未満を「富裕層」、5億円以上を「超富裕層」と、同様の定義をしている。なお、金融資産には、一般的には不動産は含まれない。

   野村総研の調べによると、07年時点での超富裕層・富裕層は90万3000世帯で、全国の世帯数4961万世帯に対する割合は、1.8%。税の捕捉率などの問題もあり、これが「年収1500万円」以上のサラリーマン層だとは断定できない。ただ、いずれも全体に占める割合は非常に少ないのは確かだ。

   なお、10年10月29日に発表された閣僚の資産一覧によると海江田氏の資産額は4500万円。閣僚18人のうち5番目に多い。だが、海江田氏の資産のうち約2860万円が一戸建てやマンションなどの不動産なので、金融資産の額は、所有する株式の価格にもよるが、せいぜい2000万円程度だ。前出の野村総研の分類によれば、「準富裕層」「アッパーマス層」に次ぐ「マス層」(本人と配偶者が保有する金融資産が合計3000万円未満)に分類される。

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