2019年 10月 19日 (土)

パチンコ店入り口に金属探知装置 外部からの「玉」持ち込み阻止

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   パチンコ店の入り口に金属探知ゲートを設置する店舗が増えている。外部から大量のパチンコ玉を店内に持ち込む不正行為が横行しているからだ。

   射幸心をあおるとして、大当たりが出るスロットが2007年から規制され、それ以降パチンコ業界では客離れによる倒産が相次いでいる。倒産した店舗のパチンコ玉を安価で買い入れ、他の店で使ったり、「1円パチンコ」で買った玉を4円の玉の換金場に持っていったりする不正が起きている。

パチンコ玉2000個をベストの中に隠して入店

   金属探知ゲートを発売しているのは茨城県土浦市のパチンコ機器メーカー・オーケープランニング。飛行場や刑務所に設置されている金属探知ゲートの輸入販売業者から、パチンコ店の防犯に役立てられないか、と相談を受けたのがきっかけだった。

   輸入業者が扱っているイタリア製の金属ゲートを改造し、08年から販売を開始した。現在導入している店舗は茨城県を中心に40ほどあり、神奈川県や愛知県にも設置されている。2011年からは積極的に全国のパチンコ店に採用を働きかけるという。

   パチンコ店がこのゲートに興味を示すのは、パチンコ玉を巡る不正が多発しているからだ。例えば水戸市では2010年4月20日、約2000個の玉をベストの中に隠してパチンコ店に持ち込んだ男が逮捕された。

   福岡県川崎町では同年4月23日、別のパチンコ店で借りた1円の玉1万2240個を持ち込み、1個あたり3円の差額を得ようとして精算機に流し込んだ女性が捕まった。

   ある大手チェーンによれば、こうした不正が増えたのはパチンコ玉が1円で買え、長く遊べるように設定した、いわゆる「1円パチンコ」が増えたため。

   パチンコ玉は他店のものかどうか見分けが付けにくい。そのせいで、4円で売っている店に持って行って稼ごうとするのだ。ここ2、3年パチンコ業界では倒産が相次ぎ店舗が減少。不要になったパチンコ玉を安く買って、換金しようとするケースも増えている。

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