君が代「起立命令」合憲判決 最高裁が初判断

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   公立学校の式典での君が代斉唱の際、起立斉唱を校長が命令することについて、最高裁は「思想・良心の自由を保障した憲法には違反しない」とする初判断を示した。元都立高教諭が「命令は憲法違反」として損害賠償などを求めていた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は2011年5月30日、合憲判断を示した上で上告を棄却した。

   同訴訟は、卒業式の際に君が代起立斉唱の職務命令に従わず、定年後の再雇用選考で不合格となった元教諭の申谷(さるや)雄二さん(64)が起こしていた。最高裁は判決で、命令が思想・良心の自由を「間接的に制約する可能性」を指摘しつつ、命令に必要性や合理性があれば「制約は許容される」との判断基準も示した。

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