2018年 7月 23日 (月)

白石城ピンチ 復旧に財源の壁

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   宮城県白石市民の憩いの場所、白石城本丸公園のシンボルである天守閣も震災で大きな被害を受けた。復旧には億単位の財源が必要で、市では頭を抱えている。

   白石城は、仙台藩伊達氏の支城。明治になって廃城となり大半が取り壊されたが、1995年に復元された。震災被害が大きかった天守閣は、しっくいの外壁がはがれ落ち、あちこちにひびが入った。今も一部区域が立ち入り禁止となっている。

   河北新報によると、市がはじいた被害額は1億1550万円。復元されたのが近年なので文化財に指定されておらず、都市公園法に基づく施設や文教施設にも該当しない。このため復旧にあたって国の補助金を利用できず、「このままでは全額、市の負担となる」(市企画情報課)と危機感を強めている。

   風間康静・白石市長は6月4日、白石城の被害を視察した民主党の岡田克也幹事長に対し、「震災で甚大な被害を受け、観光の低迷にも多くの市民が不安を抱いている」と、久野の財政支援を要望した。城の復旧費用の足しにしようと、公園内の売店など2か所には募金箱が置かれている。

   市は10月に白石城で行われる「鬼小十郎まつり」の後に復旧工事に着手し、12月末までに終えたい考えだ。

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