2019年 8月 19日 (月)

玄海原発を隣の韓国が心配 事故起きると放射能が届く?

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   停止中の2、3号機の再開が問題となっている九州電力の玄海原発(佐賀県玄海町)だが、その動向には海を超えた韓国からも注目が集まっている。

   1975年に運転を開始した玄海原発1号機は、九電管内でもっとも古い原発で、原子炉圧力容器の劣化が進んでいる可能性が専門家から指摘されている。この劣化問題は韓国メディアでも報じられ、玄海原発に事故が起きた場合、韓国にも影響を及ぼすのでないかと懸念されている。

圧力容器、想定以上に劣化か

   地震などによる事故で緊急冷却装置が作動した場合、圧力容器の劣化の指標となる「脆性遷移温度」が高いと、急激な温度差による圧力に耐えられず破損する危険性が指摘されている。

   九電が2009年に測定したところ、1号機圧力容器内の試験片の脆性遷移温度は98度と、前回測定した1993年の56度から大幅に上昇した。九電ではこの測定値から、容器本体の脆性遷移温度を80度と推計しており、93度未満という新設原子炉の業界基準を下回ると説明している。

   複数の韓国メディアが報じているのは、井野博満・東京大学名誉教授が鳴らしている警笛だ。井野氏は玄海原発1号機について、九電の想定以上に圧力容器が劣化している可能性があると指摘、「最悪の場合は爆発の可能性があり、放射性物質が勢いよく飛び出した場合、福島原発事故を超す被害になる」と警告している。

   韓国紙の京郷新聞(電子版)では7月2日、日本で報じられた井野氏の話を紹介したうえで、「150気圧、300度以上の高圧高温で運転中の玄海原発1号機が爆発して放射性物質が大量に放出されると、200キロほど離れた釜山をはじめ、韓国南部の地方にも深刻な被害がもたらされる可能性がある」と報じている。

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