2024年 4月 18日 (木)

東京モーターショーに続々お目見え PHV車はどこがすごいのか

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   低燃費のエコカー「ブラグインハイブリッド」(PHV車)が、2011年12月に開催される東京モーターショーに続々と登場する。

   PHV車は現行のハイブリッド車(HV)よりもさらに低燃費で、電気自動車(EV)よりも長距離走行が可能。そのうえ、東日本大震災以降はクルマから電気を引いて生活家電を動かす「電力」としても使えると注目を集めている。

電気モーターだけでトヨタ23キロ、ホンダ50キロ

   PHV車は、従来のHV車と同様に、ガソリンエンジンと電気モーターを併用するところは変わらないが、その名のとおり家庭用電源からプラグで直接電力を引いて「充電」して走る。現行のHV車よりも二酸化炭素(CO2)の排出が少ないし、エンジン音も静かだ。

   トヨタは2012年1月に、現在のプリウスをベースにしたPHV車を発売する。クルマに搭載する燃料電池を、従来のニッケル水素電池から高性能リチウムイオン電池に代え、電気モーターだけで1回のフル充電で23.4キロメートルを走行する。

   PHV車は電気の利用が多くなる分、燃費がいい。トヨタは、現行のプリウス(32.6キロメートル)の約1.8倍にあたる「1リッター57キロメートル」(JC08モードによる燃費測定)を打ち出した。販売価格は300万円程度を目指し、欧米にも輸出するという。

   ホンダはPHV車のコンセプトモデル「AC‐X」を、東京モーターショーに出展する。エンジン走行モードを選べば従来のようなアグレッシブな走りが楽しめ、「自動運転モード」だと、リラックスした走りができるという。

   流線型のデザイン。1.6リッターエンジンと120キロワットの高出力モーターの組み合わせで走り、電気モーターのみでも1回のフル充電で50キロ、最大航続距離1000キロ以上を走る。

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