2019年 8月 26日 (月)

連載「スマートフォン革命」第1回
就活学生の必須アイテムは「スマホ」 説明会に応募、「仲間づくり」もする

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   スマートフォン(スマホ)は、人々の「ケータイライフ」に大きな変化を起こしつつある。一方で、回線の混雑やウイルスといった問題点も浮かび上がって来た。

   モバイル通信機器の主役として、スマホは2012年にどのような変革を社会にもたらすのか、シリーズで考えてみた。

合同説明会で気に入った企業にすぐエントリー

人材コンサルタントの常見陽平氏
人材コンサルタントの常見陽平氏

   就職活動中の学生Aさんは、スマホを片時も離さない。希望する企業のウェブサイトやナビサイト、ツイッターを巡回して、会社説明会の日程をこまめに確認、外出先でも予約をとる。人気企業はすぐ満席になってしまうので、機会を逃すわけにはいかないのだ。

   電車の中で「フェイスブック(FB)」を開き、企業のページで情報収集をする。「友達」の中には就活中に知り合った人や、就職を目指す会社の人もいる。就活での悩みや相談ごとを打ち明けるだけでなく、相手によっては「有益な情報」を引きだすことも可能だ。パソコン(PC)と同じコンテンツが見られ、SNSとの親和性が高いスマホの利点を、就活に生かしている。

   2011年4月の調査では、首都圏の就活生の所有率が約4割に上り、「スマホは就活に有利」と答えた人は85%に迫る。

   2013年春卒の学生の就職戦線は、これまでより2か月遅れで2011年12月1日に本格スタートした。長引く就職難に加えて、短縮された活動期間という「悪条件」の下、スマホはひとつの武器だ。採用コンサルティング「HRソリューションズ」が2011年4月16~18日に実施した就活生のスマホ利用調査によると、「外出先から会社説明会の応募やエントリーがしやすい」「PCサイトの閲覧ができる」「複数のメールアカウントが使える」といった点を評価している。

   インターネットの「就職ナビサイト」や、「みん就」のように学生同士が情報交換をするサイトで情報を集めるスタイルは、既に定着している。携帯電話を使ってこれらの「簡易サイト」に接続、閲覧していた人もいただろう。「スマホと比較して、従来型の携帯電話だとできないことは、実はそれほど多いわけではない」と人材コンサルタントの常見陽平氏は話す。最近の就活で注目を浴びているツイッターやFBも利用可能だ。

   しかし「使い勝手」や、アクセスできるコンテンツ量はスマホに軍配が上がる。特にSNSとの親和性は高い。就活でのメリットとして常見氏は、学生同士が連携をとりやすくなった点を挙げる。

「例えば就職説明会で知り合った人がいれば、スマホでFBアプリを開いて検索し、相互に承認して『就活仲間』を増やしていくのです」

   これならメールアドレスを交換する手間が省け、「同志」を気軽に見つけやすい。他大学の仲間がいれば、刺激にもなる。ほかにも合同説明会に出席した学生の中には、ブースを回って気に行った企業があれば、スマホからその場でエントリーし、会社説明会の予約まで済ましてしまう人もいるそうだ。

   高性能化したスマホならではの利用法も考えられる。例えば「模擬面接」だ。動画で自分の話しぶりを撮影、確認したり、アイフォーン(iPhone)の「フェイスタイム」のような「テレビ電話」機能を活用して、友達同士で自己PRや志望動機をどうアピールするかを互いに練習できる。

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