2019年 4月 20日 (土)

ひと登場 元女子アナ弁護士・菊間千乃さん 仕事が楽しくて「毎朝起きるとワクワクするんです」

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   人気アナウンサーとして活躍していた菊間千乃さん(39)が、弁護士を目指してフジテレビを退職したのは2007年末だ。それからおよそ4年、夢を実現した菊間さんが2012年1月から都内の事務所で、弁護士としての第1歩を踏み出している。

   13日には、司法試験挑戦の日々を記した『私が弁護士になるまで』も文藝春秋から刊行された。「新人弁護士」として多忙な日々を送る菊間さんに、仕事の合間を縫って話を聞いた。

ごはんもなかなか外で食べる暇がない

晴れやかな表情で、「毎日が楽しい」と話してくれた菊間千乃さん。2012年1月19日、都内で
晴れやかな表情で、「毎日が楽しい」と話してくれた菊間千乃さん。2012年1月19日、都内で 菊間さんは2010年、2度目の挑戦で司法試験合格。1日15時間の猛勉強と、仲間との励ましあいを実らせた
菊間さんは2010年、2度目の挑戦で司法試験合格。1日15時間の猛勉強と、仲間との励ましあいを実らせた

――弁護士として働き始めておよそ2週間になるとのことですが、感想はいかがですか。

菊間 まだまだふわふわしている感じです。事務所内では「菊間先生」と呼ばれているんですが、まだ慣れませんね。毎日とてもめまぐるしい忙しさですが、とにかく仕事は楽しくてやりがいを感じています。毎朝起きると、「早く事務所に行きたい!」「今日どんな仕事しようかな」ってワクワクするんですよ。

――現在の事務所に入った経緯は?

菊間 ロースクール時代に雑誌でこの事務所の先生についての記事を読んで以来、「司法試験に合格したら会いたい先生」の一人だったんです。そして実際にお会いしたら、もうビビッときて。フジテレビに入社したときもそうだったんですが、私の基本は「何をやりたいか」よりも「誰とやりたいか」なんですね。
   これは後で知ったんですが、うちの事務所はフジの顧問もしていたんです。合格祝いをしてくれたフジの役員の方も「あそこの事務所は信頼している」と言ってくれました。ロースクールの先生や先輩からも話を聞いて、「もうここしかない!」って。

――今はどんなお仕事をなさっていますか。

菊間 弁護士4~5人の「チーム」の1人として書面を作ったりしながら、他の先生の仕事を見させていただいています。だいたい同時に抱える仕事は10件ぐらいでしょうか。うちの事務所は企業法務が中心ですが、労働問題から契約関係、入管がらみの事件もあるし、株主と取締役のいざこざまで、仕事はまさに「フルコース」ですね。
   夜は7時に帰る日もあれば、11時になる日も。朝8時から出勤することもあります。昼ごはんもなかなか外で食べる暇がなく、買ってきたもので済ませる日も多いです。

――アナウンサー時代の仕事と比べていかがですか。

菊間 「責任」がちょっと違うと感じています。アナウンサーのころは共演者やスタッフさんたちとの共同作業でしたが、今の仕事はたとえば自分の書いたものや裁判官への説得一つが、訴訟の勝ち負けや企業経営への大きなプラスマイナスにもつながってしまうわけですから。責任度合いはちょっと比べられないというか、相当違いますね。
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