2019年 4月 24日 (水)

北朝鮮の「特別行動」あるのか 最悪のシナリオは「ソウル砲撃」

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   北朝鮮が、「今までにない特異な手段」で「特別行動を間もなく開始する」と不気味な宣言をしてから2週間がたった。この間、韓国でGPS(全地球測位システム)をかく乱する妨害電波が確認された。

   250機以上の航空機や船舶でGPS障害がみられたものの、運航への実害は報告されていない。妨害電波は、北朝鮮からの「攻撃」であり、「特別行動」はこれでもう終わりなのか。専門家の中には、「韓国首都圏への砲撃」を懸念する声もある。

妨害電波によるGPSかく乱の例は、過去にもある

朝鮮中央通信サイトでは、厳しい韓国批判が続いている。
朝鮮中央通信サイトでは、厳しい韓国批判が続いている。

   北朝鮮の朝鮮中央テレビで女性アナウンサーが、

「特別行動が始まれば、3~4分またはそれよりも短い時間で、今までにない特異な手段と我々式の方法で、すべてのネズミ野郎と挑発の根源を焦土化してしまう」

などと激しい調子で韓国批判をまくしたてたのは、2012年4月23日だ。

   4月25日が北朝鮮人民軍の創建80周年記念日だったこともあり、「25日にも『特別行動』を起こすのでは」と注目を集め、「今までにない」手段についても憶測を呼んだ。核実験や島への砲撃の例は過去にあるため、サイバーテロの可能性を指摘する声も出ていた。

   そんな中、韓国の国土海洋部(省)が5月2日、ソウル近郊を中心に航空機のGPSに障害を起こす妨害電波が4月28日から続いていると発表した。中央日報(韓国)の報道などによると、韓国の放送通信委員会は、妨害電波は北朝鮮地域から発信されていたのを把握したとしている。

   GPSは補助的に使われており、「正常運航」に大きな影響は出ていないという。その後、韓国北西部で漁船のGPSなどにも障害が確認されたが、事故の報告はない。

   この「妨害電波による攻撃」が、北朝鮮がいう「特別行動」なのだろうか。

   「コリア・レポート」の辺真一編集長に聞いてみると、「妨害電波によるGPSかく乱の例は、過去にもある」として、「『特別行動』そのものではない」と指摘した。

   むしろ、「特別行動」に向けた準備行為であるかもしれず、今後も警戒が必要だ。辺編集長が懸念しているのは、2010年に起きた「(韓国の)島への砲撃」ではなく、ソウルなど首都圏への砲撃だ。「3~4分」以内の「焦土化」、「今までにない」などの北朝鮮側の表現を総合的に考えると、「首都圏への砲撃」の可能性が強く浮上してくるという。

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