2018年 7月 21日 (土)

サラリーマンの飲み代、3年で半減 過去最低で一回当たり2860円

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   サラリーマンの1回の飲み代が3000円を割り込む、過去最低の水準になったことが新生銀行の「2012年サラリーマンのお小遣い調査」でわかった。

   1回の飲み代の平均金額は、2860円。2011年の3540円から680円減少した。これは1999年に飲み代を調査に加えてから史上最低額で、2009年には5170円だった飲み代がわずか3年でほぼ半分に減った。

40歳代は1回2620円で飲んでいる

   サラリーマンのささやかな楽しみのはずの、仕事のあとの一杯にかけるお金がどんどん減っている。2012年の調査では1回にかかった飲み代の平均を年代別にみると、20歳代が2870円で前年に比べて750円減った。30歳代が前年比600円減の3140円、40歳代が810円減の2620円、50歳代が530円減の2830円だった。

   また未既婚別では、未婚者の1回の飲み代が前年比970円減の2600円となり、大幅に減少したのが目につく。

   仕事後の外食回数も、前年の月2.9回から0.5回減少して2.4回になった。

   外食回数を減らし、飲み代も削りながら、サラリーマン生活を送っていることがうかがえる。

   一方、最近の居酒屋チェーンはどこも「激安」で売っている。飲み物や食べ物のメニューのどれでも1品300円の均一料金だったり、ビールと2、3品のおつまみを1000円のセット価格で売り出したり、仕事帰りに「立ち飲み」でちょっと一杯ひっかけて帰る飲み方を売りモノにしたりと、客単価を下げて回転をあげて売上げを伸ばす作戦が目立つ。その影響も小さくないとみられる。

   少なくとも、ひと昔前の「はしご酒」など、お金のかかる飲み方はしないようだ。

飲み代減らし、家族や友人のために「消費」する

   調査では、「1か月の小遣い(昼食代含む)はいくらか」も聞いている。それによると、2012年の平均は3万9600円で、前年の3万6500円から3100円アップした。

   年代別にみると、最も多かったのは50歳代で、前年に比べて5400円もアップして4万2300円になった。30歳代は5200円増の3万9400円、40歳代が2000円増の3万5500円と続いた。20歳代は4万1100円だったが、前年比で300円減った。

   ただ、小遣いからみて、「この1年の日常生活はどうだったか」と質問したところ、半数以上の58.5%が「苦しい」と回答。「ゆとりがある」は41.5%だった。

   しかも、「苦しい」と答えた割合を年代別にみると、20歳代は46.7%と「ゆとり」がある人のほうが多く、30歳代が56.4%、40歳代が68.6%、50歳代が62.2%と、40歳~50歳代が苦しんでいる。

   入社したばかりの若い社員を飲みに連れて歩くことなど、懐具合が許さなくなっている傾向にあるわけだ。

   新生銀行では、「生活実感としては引き続き苦しい状況の中で、アフターファイブでの飲み代など抑えられるところは抑えつつも、家族や友人などのために消費する傾向が強まっているのではないか」と分析している。

   ちなみに、小遣いが足りなくなったときの対応として、最も多かったのは「使わずに我慢する」の70.2%。前年から10.1ポイントも増加した。

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