財務省と造幣局、海外の一般貨幣受注 戦後初

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   財務省と独立行政法人造幣局(大阪市)が、バングラデシュの一般貨幣、「2タカ」(約2円)硬貨5億枚の製造を受注した。国際入札に参加し、2012年11月8日、落札が決まった。両当局が13日、発表した。外国の一般貨幣の製造を受注するのは戦後初めて。

   電子マネーの浸透などにより国内の貨幣製造量が大幅に減少するなか、財務省などは外国貨幣の受注に力を入れていた。「余力」が広がる設備の有効活用や技術の維持・向上を図る狙いがある。記念硬貨の受注は戦後も実績があり、9月にもスリランカの記念銀貨受注を発表している。

   国内の貨幣製造量は、2011年は7億3800万枚。最も多かった1974年(56億1000万枚)の7分の1以下に落ち込み、10年前の2001年(12億5200万枚)と比べても大きく減っている。財務省と造幣局は、今後もアジアや中東の新興国からの受注を目指し、情報収集などを強める。

   今回受注した「2タカ」硬貨は、ステンレス製。図柄は、初代大統領のムジブル・ラーマンの肖像が描かれている。年明けから製造を始める予定。

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