2024年 4月 19日 (金)

【Net@総選挙】 第4回
みんなが違反者? 市民が勝手にツイッター、動画サイトに「街頭演説」や「政見放送」も

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マック赤坂氏の政見放送が動画サイトで大人気

   ダブル選挙への関心はネットの掲示板でも高く、関連スレッドが林立した。支持する候補への応援コメントのほか、不支持候補を揶揄する厳しい書き込みも相次いだ。

   「何が言いたいのか分からんわ」「偉そうだからきらい。ほんとに実行できんのか」。街頭演説についてはこんな記述が並び、テレビ生中継が予定された市長選討論会を平松氏が突如キャンセルした際には「ドタキャンで完全に見損なったわ」「橋下の圧勝決まったな」と書き込まれた。市選管は公選法の想定外に事態に、困惑するばかりだった。

   動画サイトに絡む問題も浮上した。公選法はテレビの政見放送の回数や時間について選挙ごとに厳格に定めており、総務省の見解では「政見放送を動画サイトに投稿することは法律に抵触する恐れあり」。

   ところが府知事選の告示後、候補者7人すべての政見放送がユーチューブにアップされ、選挙期間を通じて削除されなかったのだ。とりわけ「10度、20度、30度~」と笑顔で口角を上げる「スマイル党」のマック赤坂氏の映像は話題となり、アクセス数は選挙期間中だけで30万回以上に達した。

   橋下氏の街頭演説の多くも動画サイトに投稿され、「演説うますぎ」「聞かせるねえ」などの感想が書き込まれた。府や市選管は「投稿者の特定は難しい」と黙認するしかなかった。

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