2020年 1月 27日 (月)

「首輪の全裸少女」作品に市民団体が抗議 会田誠展は本当に「性差別」なのか

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会田誠さん「だんまりを決め込むつもりはない」

   会田誠さんは、森美術館の公式ブログで、春画などもみなコソコソ見ていたとして、自らのギャラリーがあるので無理してまで美術館に飾ってほしいとは思わなかったと、インタビューに明かしていた。そんな中で、森美術館が展示会に踏み切ったのはなぜなのか。

「彼は現代美術の非常に優れた作家であり、ここできちんと取り上げることが大事だと考えました。刺激の強い作品が含まれますので、それらは特定のギャラリーに集め、お客さまには知らせています。芸術作品ですので、特に警察に事前の相談はしませんでした」(広報担当者)

   ポルノ被害と性暴力を考える会では、特定ギャラリーの外でキングギドラの頭部が女性の局部に挿入されている作品が展示されていたと抗議文の中で主張したが、この点については、「当初から特定ギャラリーに飾ってあり、事実と違います」と言っている。

   ただ、首輪の全裸少女もある「犬」シリーズの作品などを公式ブログで紹介していたとの主張は認め、2013年1月28日に削除したことを明らかにした。広報担当者は、「考える会からご指摘があり、特定ギャラリーにある作品であることを配慮しました」と説明している。

   考える会の主張については、会田さん自身もツイッターで発言し、「だんまりを決め込むつもりはありません。必要とあらば出向き、誠心誠意お答えするつもりです」と明かした。作品については、こうも言っている。

「『犬』は『お芸術とポルノの境界は果たして自明のものなのか?』という問いのための試薬のようなものです。問いをより先鋭化するため、切断や動物扱いという絶対悪の図像を選択しました。多くの人が指摘する通り、このたびの喧々囂々の議論は、最初から作品に内在していたものでしょう」

   ネット上では、作品に嫌悪感を示す声も一部である。しかし、考える会の主張については、「ただの気に入らないモノへの弾圧に過ぎないと思うけど」「一方的に問題視して、あおるだけの言いがかり」などと冷ややかな声が多い。

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