2024年 5月 1日 (水)

「まだ生きていられるんだな」「彼の今後を見守りたい」 桜宮高校バスケ部元顧問、テレビで謝罪に賛否両論

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「よくテレビなんかに出る気になるな」「カメラの前で切腹するべきだった」

   このインタビューに対して、ツイッターや2ちゃんねるなどのインターネット上では視聴者からの賛否両論が出ている。

   「体罰の小村基教諭は、まったく悪びれていない。19年間体罰をやっていた、それで強くした、いままでみんな俺を支持していたじゃないか、そう思っているようですね。顔や態度に表れていますね」「テレビに出てお涙頂戴してるよりも、もっと遺族と向き合ってこいよ?何を全国放送で『こんな俺、可哀想でしょ?』ってやってるの?反吐が出るわ」「よくテレビなんかに出る気になるな。それどころかまだ生きていられるんだな」「小村はカメラの前で切腹するべきだった」「刑事責任を追求しろ」といった辛らつな書き込みが相次いだ。

   一方で、「罪は罪とし、今後は専門家と協力して何故体罰が生じるのか、体罰が生じる環境の改善にどう取り組めば良いのか、に貢献してほしいと思います。貴方の熱意が正しい方向へ生かされ排除されない事を願っています」「謝罪でなく大切なのは今後の行動だろうね。ただ番組に出演して謝罪した事は簡単な事じゃない。だから俺は上から目線だけど彼の今後を叩く事無く見守りたいと思う」などと、公の場に出て謝罪をしたことに一定の評価をする向きもある。

   また、「2年前に校長のところに苦情が来ていたという。小村氏の属人的な問題に矮小化すべきではなく、管理責任も無視できない」「この男の場合、生徒が自殺し表沙汰になったが同様の体罰や言葉での暴力を罪悪感なしに行っている教師は全国に多数居るだろう。この件で自己を省みてくれると良いが」「心の底から反省して自分を卑下してやっとまともに裁かれるスタートラインだわな(本当はどうかしらんが)大津のあの逃げ回ってる教師よりはマシだな」と、体罰問題を小村元教諭だけに責任を帰して終りにするのではなく、教育現場全体が反省するべきであるとの見方を示す人も多数いた。

   体罰自殺事件をめぐっては、生徒の遺族が2013年1月23日、自殺前日の12年12月22日の体罰について元教諭を暴行容疑で刑事告訴、大阪府警に受理された。市教育委員会は13年2月13日、元教諭を懲戒免職処分にしたと発表。元教諭の実名を公表するかについては各社で意見が分かれており、これまで匿名で報じてきた毎日新聞は3月5日、「本人が実名で取材に応じたことなどを考慮して実名に切り替えます」と「おことわり」で説明した。

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