2018年 7月 20日 (金)

「不正な攻撃サイト」表示で閲覧不可 大手ニュースサイト次々にブロックの理由

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   Google ChromeやFirefoxを使ってニュースサイトなどを閲覧すると、不正な「攻撃サイト」だ、という警告が表示され、閲覧禁止(ブロック)されるという事象が2013年3月5日の午前中から発生した。

   13年2月4日にも同じことが起こっていたが、このときはGoogleの危険サイト対策機能「セーフブラウジング」が理由を教えてくれたが、今回の場合は「問題なし」だったにも関わらずブロックされてしまうのだ。

日本気象協会は「Googleにミスがあった」

   13年3月5日にアクセスできなくなったのは、毎日jp、マイナビニュース、ORICON STYLE、COMPUTERWORLDや、一部の「2ちゃんねる」まとめサイトなど。「このWebページは攻撃サイトであると報告されており、セキュリティ設定に従いブロックされました」「警告・このウエブサイトにアクセスすると、コンピュータに損害が生じる可能性があります」などといった注意書きが現れ閲覧できなくなった。

   各サイトとも数時間でアクセスできるようになったが、なぜこうなったのかは各社ともに「原因は究明中」としている。

   同じようなことが2月4日にも起こった。このときは日本気象協会、ピクシブ百科事典ニコニコ動画、スポニチアネックスなどの閲覧が出来なくなった。日本気象協会に話を聞いてみると、閲覧不可になったことを知りすぐにGoogleに問い合わせ、「Googleにミスがあった」として間もなく開通したという。

   2月に閲覧不可になった会社のインターネット担当者に話を聞くと、この時はGoogleの「セーフブラウジング」で調べたところ、「不正なソフトウェアの配信元として知られるコンテンツがこのウェブページに挿入されています」という報告が来た。アド(広告)ネットワークで配信された広告が問題だったらしく、それを排除したところ警告は出なくなり、通常通り閲覧できるようになった。ただしこの広告は、ウィルスをばら撒いたり、公序良俗を害するものではない。

診断は「問題なし」でもブロックされてしまう不思議

「おそらく、危険の可能性があるのではないかとしてGoogleのブラックリストに載ってしまった、と考えられます。2月に閲覧不可になったサイトは、こうした広告を掲載していたサイトだといえるのではないでしょうか」

   またこの担当者は、3月5日に国内で起きた件もネット広告が関わっているのではないか、とも予想する。そもそもGoogleが閲覧をブロックすることになった原因は、ネット広告がウィルスをばら撒くという事件がきっかけらしい。ただし、2月と比較して今回は腑に落ちない点があるという。それは企業がGoogleの「セーフブラウジング」を使って「問題なし」という結果が出ているにも関わらず、サイトがブロックされてしまった点だ。理由が分からなければ自社で対処するのは難しい。

「Google本体の何らかのミスか、もしくはそれほど問題がないにも関わらず、ブラックリストに掲載してブロックを執行した、ということなのかもしれません」

そう担当者は分析している。

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