2019年 12月 15日 (日)

女性ファッション誌の落ち込みは深刻 CanCamも販売部数3年前の半分以下

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   講談社が2013年3月26日、女性ファッション誌「Grazia(グラツィア)」と「GLAMOROUS(グラマラス)」の2誌を、7月6日発売の8月号をもって休刊すると発表した。

   出版不況と言われる中で、女性ファッション誌にも厳しい風が吹いている。販売部数は軒並み右肩下がり。「CanCam」(小学館)などの有名誌でも、3年前と比べて半分以下になっていた。

37誌のうち販売部数が増加したのは5誌のみ

   2誌の休刊の理由について、講談社は「順調に部数を伸ばしてきたが、近年はその数が減少し、12年春にリニューアルを試みたが期待した成果を上げられなかった」(グラツィア)、「市場規模を拡大できず、特に近年は目標値を達成できなくなった」(グラマラス)と説明する。いずれも部数の低迷が背景にあることをうかがわせる内容だ。それに伴う広告収入の減少を指摘する報道も出ている。

   実際、abc協会の「雑誌レポート」(発行社レポート)によると、グラマラスの販売部数は報告が開始された09年上期の9万2171から右肩下がりで、12年上期には4万7250と6割を割り込んでいた。

   問題は今回休刊になった2誌だけではない。女性ファッション誌全体の部数の落ち込みも深刻だ。「雑誌レポート」は女性ファッション誌について、対象年齢をティーンズからヤングアダルトに限ると37誌の情報を掲載している。このうち11年下期から12年上期にかけて販売部数が増加したのは5誌のみで、それ以外は軒並み1~2割ほど減らしていた。

   こうした傾向は長期的なものだ。3年前にあたる09年上期との比較をとってみると凋落がさらに顕著にわかる。たとえば、「CanCam」(小学館)は23万5659から11万5777と半分に。「S Cawaii!」(主婦の友社)にいたっては14万8065から5万7311と4割を下回るまでに減少していた。

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