油が変わった「ミスド」にネットで大絶賛 「味全然ちがいます」「前よりあっさり、しっとり」

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   ミスタードーナツが油を新しくして、おいしくなったと話題になっている。

「今食べたけど、オールドファッション味全然違います」「ミスドのリニューアルドーナツ、生地サックサクやん!」

   インターネット上では、こんな感想が書き込まれている。

2007年のリニューアルでは「おいしくなくなった」の声も

「ミスド」の油が新しくなった
「ミスド」の油が新しくなった

   「ドーナツ屋としてのプライドをかけたリニューアル」として、42年ぶりにドーナツの味を新しくした。ドーナツを揚げるのにつかうオイル(フライオイル)を新しく変更したほか、グレーズは蜂蜜の風味が強くなり、オールドファッション、イーストリング、ポン・デ・リング、フレンチクルーラーの生地が新しくなったという。

   メニューの変更は2013年4月26日からで、10日に告知された。

   すべてを一新するのは今回が42年ぶりとなるが、オイルだけは2007年にも変わっていた。当時のオイルに含まれていた「トランス脂肪酸」が健康に悪影響を及ぼすとして、「低トランス脂肪酸オイル」に変更されたのだ。

   ミスドの広報担当者は「変更の前後で同じ味になるようにした」と話しているが、当時のネットでは「(油変更のせいで)おいしくなくなった」という声が散見された。

   そのため、2ちゃんねるなどやツイッターなどのインターネット上では今回のリニューアルにも「劣化しそう」「こういうのやると、たいてい味落ちた、って言われるよな」などと不安視する人が多かった。変更前日の25日には、「食べ納め」と称してリニューアルする商品を買ってきたという書き込みも複数あった。

   ところが蓋を開けてみると、新商品を食べた人からの感想は、絶賛の嵐だ。

「リニューアルされて初めて食べたんだけど、苦手だったオールドファッションを初めておいしいと思った。 前のパサつく感じがなくなって、油っぽさもなくなってフワフワ」
「さっくり軽い食感でうまかったわ」

   実は、フライオイルは「ドーナツの風味やおいしさに大きく影響し、ドーナツの命といっても過言ではない」(ミスド広報)重要な食材。今回のリニューアルで、トランス脂肪酸の量を減らしつつ、ドーナツの風味を向上させるよう新開発した。ようは、おいしくなったということだ。

食べてみた

   いったいどんなものなのか、J-CASTニュース編集部でも新しくなったドーナツのうち、オールドファッション、チョコファッション、オールドファッション ハニー、ハニーディップ、ポン・デ・リング、フレンチクルーラーの6種類を試してみた。やはり多かったのは、「口当たりが軽い」「前よりあっさり、しっとりした」という感想だ。とくに粉の配合を変えたオールドファッションは、以前のどっしりと密度があり、パサついて喉にひっかかる印象からの違いを指摘する人が多かった。ミスドのファンと言う男性は「油が前より軽くなって、時間がたってもサクサクのままになった」と改善点をあげる。一方で、「あれ(旧バージョン)はあれでおいしかったけどね」と惜しんでもいた。

   ネット上にも、「オールドファッションはあの絶妙なしっとり感が無くなり軽~いサクサクした感じになってた。なんだかなあ。前の方が好きかな」という声が、少ないがなくもない。

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