4月の経常収支、3か月連続の黒字 所得収支1985年以降で最大

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   財務省が2013年6月10日に発表した4月の国際収支(速報)によると、海外との取引状況を示す経常収支は7500億円の黒字だった。経常黒字は3か月連続で、前年同月(3735億円の黒字)と比べてほぼ倍増した。

   所得収支の黒字が2兆1160億円と、比較可能な1985年以降で最大となった。黒字幅は5か月連続で拡大した。企業の海外進出が相次いだ結果、海外現地法人や投資先などの配当金収入が伸びた。ドルやユーロに対する円安進行も黒字額を押し上げた一因となった。

   一方、貿易収支は輸送の保険料や運賃を含まない国際収支ベースで8188億円の赤字だった。10か月連続の赤字で、前年同月と比べて赤字幅は3818億円拡大した。4月としては過去最大の赤字となった。

   輸出は米国向けの自動車などが伸び、前年同月から2.7%増と2か月連続で増えた。輸入は9.0%増。液化天然ガス(LNG)などのエネルギーや、衣類などの輸入が増えた。

   また、旅行や輸送動向を示すサービス収支も、4405億円の赤字。ただ、赤字額は前年同月に比べて438億円縮小した。

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