2024年 4月 30日 (火)

NECは撤退、パナ・富士通・シャープはイバラ道 苦境続く国内携帯メーカー、スマホ戦略見直し

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

ソニーは唯一好調

   一方、国内メーカーで唯一好調なのがソニーだ。昨年4~6月期に281億円の営業赤字だった携帯事業は59億円の黒字に転換した。業界からは「ドコモのツートップに入ったおかげだ」との声も聞こえてくる。しかし、同社は「欧州や日本など多くの地域で展開できたのが強み」と説明。特定市場にこだわらず、積極的に海外に打って出たのが奏功した形だ。

   スマホは巨額な開発費用が必要となるため、世界規模でシェアを拡大して開発コストを捻出する必要がある。ガラケーに特化して国内市場を主戦場に戦ってきた多くの国内メーカー。新たな国際戦略を描けなければ、今後も厳しい状況から脱することは難しそうだ。

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