2018年 7月 19日 (木)

「凱旋門賞の中継に芸人は必要?」 報知記者ツイートは「偏見」なのか

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   日本からオルフェーヴルとキズナの2頭が出走した世界最高峰の競馬のレース「凱旋門賞」が2013年10月6日、フランス・パリのロンシャン競馬場で行われた。

   結果もさることながら、インターネットでは別の盛り上がりも起こっていた。発端は「凱旋門賞の中継に芸人はいるのか?」というツイートだった。

おぎやはぎ落胆「もう無理なんです」「中継いいじゃないっすか」

   凱旋門賞はフジテレビ系で生中継され、スタジオには同局の競馬番組「みんなのKEIBA」に出演している倉田大誠アナウンサーとタレントの優木まおみさんが司会、大島麻衣さん、競馬評論家の井崎脩五郎さんと、競馬ファンとして知られるお笑い芸人の麒麟・川島明さん、ナイツ・土屋伸之さん、ジャングルポケット・斉藤慎二さんがゲスト、福永祐一騎手が解説員として登場した。

   現地には、同局の競馬番組「うまズキッ!」司会のお笑いコンビ・おぎやはぎがレポーターとして出向いていた。レース開始前にコメントを求められると、「ボンジュール!」「日本の皆さんたくさん来てますよ~!」とゆるい調子で話し、スタジオから「レポートしてください!」「浮かれてるだけの2人だな」などと突っ込まれていた。

   レースはオルフェーヴルが2年連続の2着、キズナが4着という結果だった。特にオルフェーヴルは勝利を期待されていただけに、実況席もスタジオも「残念」というムードに。大島さんは悔し涙を見せ、ゲストとして呼ばれた芸人陣も大人しくなってしまった。

   おぎやはぎの2人にもコメントが求められたが、開始前のテンションから一転落胆を隠さない表情になってしまっていた。「悔しいっす…」「やばいっす…」と言葉にならないようで、「しゃべる雰囲気じゃないです」「無理です、もう無理なんです」「もう中継いいじゃないっすか」と何とレポートを放棄。スタジオにいる川島さんは「気持ちはわかるけどプロ失格ですね!」と憤っていた。

「メディアが真摯でなければ、日本馬が勝つことはない」

   この放送内容に対し、スポーツ報知の競馬担当記者、椎名竜大さんが怒りの声を上げた。ツイッターで、

「凱旋門賞の中継に芸人はいるのだろうか?競馬を侮辱しているなと思ってしまいます」
「ほら、芸人は全く機能しない」
「凱旋門賞に対して、メディアも真摯な態度で望まない限り、日本馬が勝つことはないと思いますね。自戒も込めてですが。もっと敬意をもって報じなければ(原文ママ)」

と立て続けに投稿した。

   このツイートに対し、「共感です…」「もっと考えてキャストできなかったんですかね。余計なことが多いですよね」「それは、芸人に対して偏見だと思います。彼らはキャスティングされてるわけですから」「出演していた芸人は競馬好きだったり、競馬番組に出ていたりしています。スタジオを賑やかにするのもテレビ上の演出」など賛否両論寄せられた。

   椎名さんは寄せられるリプライに対し、「芸人を侮辱したつもりはありませんが、誤解を与えてしまって申し訳ありません」と謝罪しつつ、「バラエティー感覚で作っている限り、誇り高き凱旋門賞は微笑んでくれないと思うんです」「にぎやかしのような形で並べる演出はちょっと…とは思いますね」と思いを明かしている。

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