2024年 5月 3日 (金)

「大勢の人と握手して支持を頂く」は議員と同じ 自民党国会議員が「AKBへの思い」語る

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投票後のCD、主催者は有効活用の仕組み考えてほしい

――ほかに国会議員の選挙とAKBの選挙で共通しているところはありますか?

丹羽:(公式ガイドブックをめくりながら)ポスターが斬新なものが沢山あります。文字が赤抜きになったり、よく考えられています。自民党から出る候補者は、こういうのを参考にしてほしい。AKBの有権者はCDを買って1票を入れますが、我々の選挙ではポスターを見て決める人も多い。
山本:我々の選挙では1票を「入れてもらう」が、彼女たちは1票を「買ってもらう」。熱意のあるファンが「10票入れたいから10枚買う」というのは許される範囲でしょう。ただ、10~20枚でも買ったあと、投票した後のCDを施設に寄付するなどの仕組みがほしいですね。ポテトチップスでも似たような話があり、残念です。熱意は仕方ないですが、商品を買って不要になったのであれば、それを有効活用したり寄付したりといったスキームは、企画の主催者が考える必要があるでしょう。

――AKB総選挙の「有権者」の多くは若者ですが、実際の選挙では、若者の投票率が伸び悩んでいます。

山本:現行制度では選挙権は20歳からですが、いずれ18歳に下げる方向です。一部で反対論もありますが、彼女たちのように18~19歳があれだけしっかりしていれば、何の憂いもなく18に下ろしても大丈夫だという確信を持ちました。実際に選挙に行ったことがない若い人も、自分が投票した人がテレビで注目をあびたりすると、自分の投票で何らかの結果が出ることが分かる。そうすれば、みんな自然に選挙に行くようになる。広く考えると、「人を選ぶ」ということを自然に習慣づけるシステムで、我々としては政治的に何らかの応援をしてあげるべきです。
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