サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会で各テレビ局がこぞって特集を組んでいる。フジテレビではAKB48を卒業したばかりの大島優子さんを「スペシャルサポーター」に据え、応援特番を放送している。そんなフジテレビの特番に、サッカーファンとしても知られるコラムニストの小田嶋隆さん(57)がツイッターでかみついた。特に大島さんに対する非難が強く、「死ね」など過激な言葉も飛び出したことから、「炎上」状態となっている。「良いこと言ったつもりなんだろうか」手厳しく非難名指しで批判されてしまった大島優子さん(14年4月撮影)フジテレビ系で2014年6月20日、「2014FIFAワールドカップDAILY『日本×ギリシャ』戦ドーンと見せますSP」が放送された。この日の朝に行われた日本対ギリシャ戦を振り返り、25日のコロンビア戦に向けて日本代表に提言するという内容で、番組の最後には大島さんが以下のコメントをした。「自分自身にとにかく、熱狂してください。自分自身に!それが1番かなっていう風に思います」小田嶋さんはこの番組を見ていたようで、放送終了後「『自分に熱狂してください。それが一番大切だと思います』という大島優子による日本代表へのアドバイスをシメに、フジテレビのW杯番組が終了いたしました」とツイートした。大島さんのコメントが相当気に入らなかったようで、その後も以下のツイートを連投している。「あんたがあんたに熱狂することを止めようとは思わないけど、他人にすすめるのはやめてもらいたい」「『自分に熱狂してください』ってなんだよ。良いこと言ったつもりなんだろうか。アキモトのスタッフが半端な知恵をつけたってことか?」「死ぬまで自分に熱狂してろ。オーバーヒートして死ね」「どうやれば自分なんかに熱狂できるんだ? 総選挙に出ればいいのか?」AKBファンら「死ねは無いでしょ」「おとなしく謝れ!」小田嶋さんのツイートがAKBファンに見つかってしまい、特に「死ね」という言葉に怒りを覚えた人が多いようで、「大島優子さんへの暴言きました」「いくら優子ちゃんが嫌いだからって優子ちゃんに『死ね』は無いでしょ」「テレビを見て吠えて、それって格好悪いね」など、非難が寄せられ始めた。対する小田嶋さんは、「自我にとりつかれた人間を好まないのは常々言って来てることだし、今回のツイートにしたところで特定の誰かを名指しして言った話ではない。エアリプでさえない。なのに文脈を誤読して被害妄想をふくらませる人たちがいる。実にめんどうくさい」「『自分に熱狂してください』という発言を取り上げたのは事実だし、その発言にあんまり感心しなかったのも事実だけど、その後の一連のツイートは、『自分に熱狂』という言葉から連想したエゴマニアックな人間一般についての感想を述べただけですよ」と、「死ね」は大島さんに向けて発した言葉ではない、と弁解した。14年6月21日には、「マジレスしておくと、『自分に熱狂する』みたいな視野狭窄は、重圧のかかる大切なゲームに臨むサッカー選手にとって百害あって一利なしの態度だと思うよ。キツい試合だからこそ、常に周囲を見回す冷静さを意識するべきだと思う」と、改めて「自分に熱狂して」発言を批判した。しかし小田嶋さんのツイートはやはり理解されず、「マジレスすると死ね発言こそ百害あって一利なしの暴言行為だ」「言い訳せずにおとなしく謝れ!お前に逃げ道はない。お前が無名コラムニストだからって優子を使って有名になろうとするな」「お前よりもAKBメンバーの方が人間性も含め何もかもが上だから弱者なりの抵抗なんだろうな。涙拭けよ」「表現力が無いのにコラムニストですか。笑えますね。そんな貴方がコラムニストになれるなんて世の中簡単ですね」など、批判、罵倒が相次いで寄せられている。
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