美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が芸能人の整形について雑誌のインタビューで触れ、「紅白歌合戦を見ていたら、ぼくの『作品』がいっぱい出ていました」などと語った。しばしば大胆な発言をすることで知られる高須院長だが、今回はあまりにも生々しい内容だけに、ネットでは「かっちゃん色々ぶっちゃけ過ぎw」などと騒ぎになっている。「芸能人は整形ばっかりってか?握ってるんだろうなぁ」インタビューが掲載されたのは週刊誌「女性セブン」(2014年7月24日号)で、高須院長は15年1月で70歳を迎えることを記念して、美容外科医としての半生を振り返った。医者の家に生まれた高須院長は家の方針で医者になるしか選択肢はなく、大学の医学部に進んで整形外科医になった。交通事故で顔がくしゃくしゃになった患者を600針も縫い、傷あとをほとんど残さず再生するという大きな実績を残したこともあった。しかし、整形外科の世界ではすぐれた医者が多く、彼らを追い越すことが難しいと判断した高須院長は、当時は珍しかった美容整形の先駆者になる道を選んだ。テレビ番組出演の依頼も増えてきた1981年、名古屋市に続き、東京・赤坂にクリニックを開設した。そのころのことを回想して、「大晦日の紅白歌合戦を見ていたら、ぼくの『作品』がいっぱい出ていましたよ」さらに、「今はある有名人のパーティーなんかに行くと、やってくるゲストのほとんどが僕の作品だったりしますよ」などと語っている。芸能人の整形については、現在も若いアイドルを含めいろいろ取り沙汰され、ネットでもしばしば話題になる。今回の高須院長の発言は、固有名詞こそ出していないものの、「いっぱい」「ほとんど」など、芸能界に整形が広がっていることを当事者の立場から認めた形だ。それだけに、ネットでは、「かっちゃん色々ぶっちゃけ過ぎw」などと語られていて、「芸能人は整形ばっかりってか?握ってるんだろうなぁ、この人」「整形の作品の発表の場になってる紅白」「ぼくの作品ワロタwww芸能人御用達って感じだしな」などといった書き込みが掲示板などに出ている。また、誰が整形手術を受けたのかその詮索も始まっている。
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