2018年 12月 15日 (土)

女性のメイクは時代の気分を映す 資生堂が過去100年の化粧を分析した

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   資生堂が過去約100年にわたる社会・景気動向と女性の化粧の関係を調査したところ、景気が良くなると、明るい色の口紅や太い眉など元気なイメージのメーキャップがはやり、景気が悪くなると、眉が細くなるなど頼りなげな化粧に変わることが分かった。

   同社は「女性の化粧は世の中の雰囲気を反映しており、女性の顔は時代の空気とともに変化しているようだ」と話している。

真っ赤な口紅とともにバブルへ

化粧を見ると、社会が分かる(画像はイメージ)
化粧を見ると、社会が分かる(画像はイメージ)

   資生堂は1920年代から現代までの約100年間について、それぞれの時代に流行した目元や口元などのメーキャップの特色をあらゆる角度から詳細に分析した。

   それによると、戦後の復興期である1950年代にはやったメーキャップは意志の強そうな角型の太い眉とアイラインでキリッとつり上げた元気な目元が大きな特徴。東京オリンピックで沸いた1960年代まで、そんな元気さが際立つアイメークのブームが続いた。

   しかし、オイルショックやベトナム戦争などで社会や経済が混乱した1970年代に入ると、つり上がった目元はたれ目風に変わったうえ、眉は細く、薄くなっていったという。

   一方、1980年代になると、眉は一転して太く、濃い色に変わり、強い印象を与えるメーキャップが女性たちの間で大流行した。口紅も鮮やかな色が好まれ、真っ赤な色がブームとなった。まさにバブル経済に突入する華やかで活気にあふれた時代だ。しかし、バブル崩壊後の1990年代後半以降、眉は急速に細く薄くなり、口紅も淡い色やツヤだけ出す透明のリップグロスが主流となった。

いまは「色戻りの時代」

   そして、2011年の東日本大震災を機に、女性の化粧は「細い眉、薄い口紅」という線は基本的にキープしつつ、ナチュラル志向に変わった。想像もしていなかった現実を目の前にして、「女性たちが自分にとって本当に必要なものは何かを自問自答したため」と資生堂は分析する。それまでの極端に細い眉が徐々に緩和され、普通の太さに戻るようになってきた。

   そして、最近は「バブル崩壊後、ずっと続いてきた細い眉、薄い口紅の流行に変化が生じ、眉の色は明るくなり、口元にも色味が戻っている」。資生堂は、これを「色戻りの時代」と呼ぶ。メーキャップの流行から、現在の世の中や景気の明るさが映し出されているともいえる。

   調査に当たった資生堂ビューティークリエーション研究センターの鈴木節子・シニアヘア&メーキャップアーティストは「女性の気分と化粧は相互に作用し合っており、化粧の変遷を見ると時代の気分や社会の空気まで分かる。化粧の変遷を追い続ければ、未来も見えてくるのではないか」と話している。

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