ANA HD、スカイマーク支援に名乗り エアアジアも

   ANAホールディングス（HD）は2015年2月23日、民事再生手続き中のスカイマークをスポンサーとして支援する意向を表明した。同日、スカイマークの助言役「GCAサヴィアン」に「参加意向表明書」を提出した。ANA HDは出資検討を含む「包括的な事業スポンサー」として応募したことを明らかにしており、

「過去、本邦航空会社2社の再建に携わった経験を有する当社が本件に携わることにより、最優先事項である安全面をはじめとした本邦航空業界の健全な発展に貢献できるものと考える」

などと説明している。

   航空会社では、マレーシアの本拠地を置く格安航空会社（LCC）のエアアジアも名乗りを上げたが、日本航空（JAL）は見送った。航空会社以外も20社近くが支援を表明しており、今後GCAサヴィアンがスポンサーの選定を進める。