2024年 5月 6日 (月)

「返事ないのに40通近く手紙渡し続けた」 山本耕史つきまとい愛はストーカーと紙一重

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「しつこいラブレター」で逮捕されたケースも

   ちなみに、今回とくに注目されているのが「返事がないのに40通近く手紙を渡し続けた」というエピソードだ。

   2012年には、千葉県在住の41歳無職の男が20代のコンビニ店員に交際を求める手紙を複数回渡すなどし、ストーカー規制法違反で逮捕されていることから「やってること同じなのに」という指摘が多々あがっている。

   これについて篠田弁護士は、

「手紙を渡す行為は、まず手紙の内容が『面会・交際等義務なき行為の要求』であるかが問題になります。手紙に『好きです』などと書いただけで、『二人で食事に行こう』とか『おつきあいしてください』と書いていなければ『要求』にはあたらず、この点でストーカー行為にはあたりません」

と説明する。山本さんの手紙の全容は不明だが、VTRでは「何かやりにくいことがあったら教えてください」「今日の調子はいかがですか?」などと、堀北さんを思いやる言葉を綴っていたと紹介されていた。

   さらに、手紙を渡すための行動が「つきまとい・待ち伏せ・押しかけ」に当たらないかも問題となるという。

「手紙を渡すために、仕事先で待ち伏せしたりするとNGですが、あえてつきまとったのではなく、仕事で会う際に手紙を渡したということであればつきまとい等にはならないでしょう」(篠田弁護士)

   また、相手が嫌がっているのにむりやり渡したり、手紙を勝手に送りつけたりする行為は「手紙を受けとる義務がないのに受け取るよう要求した」と判断される可能性もあるという。

   前出の無職男はその後、女性から受け取りを断られたため、別の店員に女性宛ての手紙を託す行動に出ていた。一方、山本さんは手紙の返事こそもらえなかったものの、一度も拒否されることはなかったそうだ。

   「40通の手紙」というと強烈なインパクトがあるが、堀北さんがすべて受け取っていたことからも、山本さんの手紙はあくまで「情熱的な愛情表現」。しかし、一般の人がやるのにはリスクもありそうだ。

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