2024年 4月 27日 (土)

「いってらっしゃい」のキス、してますか 長生きできて収入アップといいことばかり

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「アスペルガー症候群」や「自閉症」の症状改善に期待

   2008年7月11日付の「クーリエジャポン」にも、キスと健康にまつわる記事があった。1度のキスで30近い筋肉が動くと言われ、3分間キスすると約15カロリーが消費されるという。

   キスを交わすことで、「オキシトシン」というホルモンが分泌される。「愛情ホルモン」とも呼ばれ、気分を安定させる効力があると言われている。2015年10月14日の「おはよう日本」(NHK)によると、妊婦の陣痛促進剤などとして医療現場で使われているオキシトシンが、ここ数年は人のコミュニケーションを深める役割を持っていることが分かったという。例えば「アスペルガー症候群」や「自閉症」の症状を改善させる初の治療薬になるのではないかと、研究が進められているそうだ。

   東京大学医学部付属病院の山末英典准教授らの研究チームは、他人とのコミュニケーションが苦手な「自閉スペクトラム症」と診断された男性患者20人にオキシトシンを1日2回、6週間噴霧する臨床研究を行った。その結果、投与しなかった患者とは違い、無表情だった人が周囲の人と会話したり笑ったりするような変化が起きたという。研究成果は、英科学誌「ブレイン」電子版に2015年9月3日付で掲載された。

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