2024年 5月 2日 (木)

「特進クラスの優等生」が美人詐欺師「ばびろんまつこ」になるまで 元同級生が語る驚きの変貌ぶり「そういえば......」

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「モテるキャラではない」が目立ちたがり屋の一面も

   中学時代の同級生も「とにかく優等生という印象ですね。天才肌ではなく努力型。テストではいつも学年5番以内に入っていましたよ」と振り返る。

   実際、勉強はよくできたようで、現役で岡山大学法学部に合格している。卒業後は、地元佐世保の大手テレビ通販会社に就職。その後、東京都内のIT企業に就職し、「美人広報」としてメディアに登場したことも何度かあったようだ。

   だが、前出の同級生たちは、「美人」「モテる」という彼女をめぐる話にそろって首をかしげる。

「『モテる』という話は聞いたことないです。彼氏もいなかったんじゃないかな?」「男女とも友達は多かったですけど、そもそもモテるキャラではないですから。『可愛い』とウワサされたことですか?全くですね」

   高校時代の同級生は「話題になってから写真を見たときは、正直こんな顔だったかな?と思いました」ともぼやく。どうやら彼女は、百戦錬磨をにおわせるモテモテぶりとは裏腹に、色恋沙汰にほとんど縁のない学生生活を送っていたようだ。

   証言を聞く限りでは、とても同一人物の話とは思えない。ただ、片鱗が一切見えなかったわけではない。同級生の1人は「真面目ですが、目立ちたがり屋でもありました」と回想すると、こう続けた。

「そういえば、しゃべり方がお嬢様口調になることがたまにありました。学校になぜかバイオリンを持ってきたことも。当時はふざけてやっているんだろうと思っていましたが、今思えば『理想の自分』という部分もあったのかもしれない」

   なお、これまで「ばびろんまつこ」と松永容疑者が同一人物だと「特定」できる情報はなかったが、同級生の1人は「実は、LINEのプロフィール画像が『ばびろんまつこ』のツイッター画像と同じなんですよ。同一人物で間違いないです」と「断定」した。

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