2024年 4月 24日 (水)

前田敦子、大島優子が「1夜限り」センター復活 AKB10周年記念イベントで「老舗オタク」と久々の再会 

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   AKB48は2015年12月6日夜、都内のホテルで「AKB48劇場オープン10年祭」を開いた。

   16年3月に「卒業」しグループを離れることになっているグループ総監督の高橋みなみさん(24、1期生)はもちろん、前田敦子さん(24、1期生=12年8月卒業)、大島優子さん(27、2期生=14年6月卒業)、篠田麻里子さん(29、1.5期生=13年7月卒業)、板野友美さん(24、1期生=13年8月卒業)ら、結成時からグループを支えた卒業メンバーも集結。前田さんや大島さんはAKB48の代表曲を発売当時のセンターポジションで次々に披露し、会場を沸かせていた。

  • 久々に前田敦子さん(左)と大島優子さん(右)がステージ上で共演した (c)AKS
    久々に前田敦子さん(左)と大島優子さん(右)がステージ上で共演した (c)AKS
  • 大島優子さんがセンターポジションの「ヘビーローテーション」も披露された(c)AKS
    大島優子さんがセンターポジションの「ヘビーローテーション」も披露された(c)AKS
  • 前田敦子さんら初期メンバーは「古参ファン」を見つけて再会を喜んでいた (c)AKS
    前田敦子さんら初期メンバーは「古参ファン」を見つけて再会を喜んでいた (c)AKS
  • 「フライングゲット」を披露するAKB48メンバー。久々に前田敦子さんがセンターポジションを務めた(c)AKS
    「フライングゲット」を披露するAKB48メンバー。久々に前田敦子さんがセンターポジションを務めた(c)AKS
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  • 08年のフォトアルバムについていた「プレミアムチケット」。かなり弱気な文言が並んでいる (c)AKS
    08年のフォトアルバムについていた「プレミアムチケット」。かなり弱気な文言が並んでいる (c)AKS
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  • 久々に前田敦子さん(左)と大島優子さん(右)がステージ上で共演した (c)AKS
  • 大島優子さんがセンターポジションの「ヘビーローテーション」も披露された(c)AKS
  • 前田敦子さんら初期メンバーは「古参ファン」を見つけて再会を喜んでいた (c)AKS
  • 「フライングゲット」を披露するAKB48メンバー。久々に前田敦子さんがセンターポジションを務めた(c)AKS
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  • 08年のフォトアルバムについていた「プレミアムチケット」。かなり弱気な文言が並んでいる (c)AKS
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3年ぐらいブランクがあるから、疲れちゃった

 

   発足10周年を記念するイベントの一環で、主に招待されたのは08年に発売された高額なフォトアルバムについていたチケットを持っていたファンだ。2000部しか発行されなかったにもかかわらず、会場には4分の1にあたる500人がかけつけた。

   参加できたのは、08年に5万400円、2000部限定で売り出された「AKB48 2nd Anniversary スペシャルフォトアルバム」についていたチケットを持っていた「レジェンドファン」500人と、最新アルバム「0と1の間」(15年発売)購入者から抽選で選ばれた「特別観覧席」の300人(いずれも主催者発表、抽選倍率は非公開)。

 

   高橋さんは、

「あのとき、萌え系と呼ばれ、アキバハラ48、AKBとなかなか覚えてもらえずに苦悩していた私たちを応援してくださっていたレジェンドファンの皆さん、そして、現在、今を支えてくださる特別観覧席の皆さんがいなければ、私たちは今日ここには立てなかった」

と感謝の言葉を述べた。こういった「レジェンドファン」は、自らもアイドルファンだという指原莉乃さん(23、5期生=12年6月に福岡・HKT48に移籍)に言わせれば「老舗のオタク」。ただ、この500人の中にはすでにオタクを「卒業」した人も多いようで、前田さんはかつてのファンを見つけて手を振ったり、高橋さんは「みんな、年とったね~!」と思わず声をあげたりするなど、久々の再会を喜んでいた。

   卒業生は現役生とまじって「⾔い訳Maybe」(09年発売)、大島さんがセンターの「ヘビーローテーション」(10年発売)、前田さんがセンターの「フライングゲット」(11年発売)を披露。発売時と同様のシャープなダンスを見せたかに見えたが

「水ほしい」(大島さん)
「あたし3年ぐらいブランクがあるから、疲れちゃった。ホットヨガは通ってるんだけど、ダンスはしないから...」(前田さん)
「2年もブランクありますから、私もリズム感が...」(篠田さん)

と、やはり衰えを感じていたようだ。

2008年のチケットにはAKB48解散時の扱いまで書かれていた

 

   高橋さんはイベント冒頭のあいさつで、

「私たちの未来を信じ、チケットを捨てずにいてくれた皆さん、本当にスゴイ!」

と古参ファンの熱心さをたたえた。当時、それくらいAKBは「先が見えない」状態だったからだ。当時の特典チケットに書かれていた文面も、

「10周年記念祭の入場チケットへの引換に関する詳細発表は2015年秋、web等一部のメディアで行う予定です。発表まで大切に保管ください。尚、皆様への直接のご連絡はできませんので、情報感度を上げてお待ちください」
「万が一、10周年を迎えることなく、AKB48の解散が決まってしまった場合、10周年祭は開催されません。解散決定時点で皆様にはメモリアルグッズを送らせていただきますが、そうならないよう、引き続きの応援をよろしくお願いいたします」

とかなり弱気なものだった。それだけに開催を危ぶむ声も多かった。

   だが、09年10月発売の「RIVER」でAKB48はオリコン週間ランキングで初めて1位を獲得し、本格的にブレイク。シングル曲は「桜の木になろう」(11年発売)以来22作連続でミリオンセラーが続き、10周年を迎えている。劇場開設10周年にあたる12月8日には、東京・秋葉原のAKB48劇場で特別記念公演が予定されている。

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