2024年 4月 25日 (木)

伊集院光「M-1グランプリに審査員いらない」 客席ウケと「歴代王者」の微妙な関係

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第1回大会は一般客の点数を合算したが...

   伊集院さんが提案していた「客席審査」を支持する意見もあるが、これには単なる人気投票になってしまう可能性を危惧する声も少なくない。第1回大会では審査員と一般客の点を合算する方式がとられたが、公平性に欠けるとの意見もあり、第2回大会から現行方式となった経緯がある。

   また、歴代王者が審査員を務める今回の試みについては、当人たちから難しさを訴えるコメントが相次いでいる。

   第2回王者・ますだおかだの増田英彦さんは7日、自身のブログに「生放送で点数をつける審査員の大変さを痛感」とつづった。

   審査員役については「まだ自分も修行の身やのに審査するなんてのは今まで避けてきた事。当然今回も...」と、当初から乗り気でなかったことを告白。審査中には「色んな感情が入り乱れ」ていたといい、他の審査員がつけた点数と比較して不安になったことや、点数やコメントを考えながら漫才を見ることの難しさなどを振り返った。

   第5回王者・ブラックマヨネーズの吉田敬さんも同日、ツイッターで「低い点数を付けるのは、大きく2つのデメリットがある。(1)相手を傷つける(2)俺のハードルが上がる。どちらも嫌じゃ~!しかしですな、それをしないと参加者が報われない。だから、した。ツライ。断腸」と、採点時の複雑な心境を吐露している。

   視聴者からは、出場者と審査員が同期だったり、同じマンションに住んでいたりと、距離が近すぎることで「公平性に欠けたのでは」との指摘も目立つ。大会は終わったばかりだが、早くも2016年の審査員、審査方式に注目が集まる。

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