NHK、プロゲーマー集団を「偏向報道」? 放送後に「謝罪」、「名誉挽回」の再取材も約束

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NHK「意識誘導するような形になってしまった」

   その上で「前半は素晴らしい内容で取り上げてもらっていた」としつつ、ネットで話題になった「米軍」と「将来性」の部分で「ゲーマーのネガティブキャンペーンとなってしまった」と指摘した。

   17日にはNHK側とあらためて話し合いを行い、番組プロデューサーから直接謝罪を受けたという。

   米軍関連の話は「プロゲーマー=軍、戦争」を連想させ、ネット上では「軍人養成」との誤認にもつながっていた。これについては「番組の構成上、あとにアメリカ(軍)の事例を出してしまい、故意でないにしろ意識誘導するような形になってしまった」との説明があったという。

   また、コメンテーターの「将来を描けるのか」との発言については「時間の関係上、手短なコメントとなり誤解させる発言になってしまった」との回答で、「コメンテーターとしてはプロゲーマーが引退したあとの受け皿を作っていくことが今後必要だと伝えたかった」とも説明を受けたそうだ。

   NHK側としても、もともとの主旨と異なる形で受け取られたことは本意ではないとして、梅崎さんには「名誉挽回する為にも、もう一度プロゲーマーに密着したドキュメンタリーテイストの番組製作を近々させて欲しい」と話したという。

   今回の件についてNHK広報部は「取材にかかわることでありますので、こちらからコメントすることはございません。取材先とは常に誠実に対応させていただいております」とJ-CASTニュースにコメントした。

   eスポーツの世界は急成長を続けている。世界では1億円プレーヤーも存在し、日本でも生活に必要な額を上回るお金を稼ぐ選手も多くなってきた。スターやアイドル的扱いを受ける選手も少なくない。

   梅崎さんは

「当チームとしては、プロゲーマーが世界で認められ憧れの存在になっているように、日本でも彼らをたくさんの人に認められる文化を築いていけるように全力で取り組んでいきたいと思います」

と展望を語った。

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