天皇陛下は2015年12月23日、82歳の誕生日を迎えた。これに先立ち18日行われた記者会見では、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と語るとともに、戦後70年という節目を迎えた2015年を振り返り、
「様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」
と話した。