「中4日」ローテーション対応がカギ
日本で投げていた投手はベスト状態で開幕を迎える調整をする。ところが大リーグは徐々に調子を上げ、夏場のベストを目指していく。そうしないと1シーズンを投げ抜くことができないからである。
それをやってのけた日本人投手は、最近では14年のヤンキース時代の黒田博樹(広島)だった。先発陣でただ一人、年間ローテーションを守り抜いた。
「(中4日には)しっかり調整して対応したい。コーチと相談してなんとかクリアしたいと思っている」
前田の決意である。現時点では、先発陣の右腕は前田一人。3番手としての登板予定だ。(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)