2024年 4月 24日 (水)

ズンバ(ZUMBA) ラテンのノリで踊り、解放感がたまらない

   「とにかく楽しい!の一言に尽きる」――。様々なエクササイズの中でも、レビューでの人気度が高いのがズンバ(ZUMBA)だ。ラテン系の音楽とダンスをミックスして創作されたフィットネスエクササイズである。

   1990年代に南米コロンビアのダンサー兼振付師のアルベルト・ベト・ペレズによって考案され、全米で大流行、日本には2000年代後半に上陸した。各地のスポーツジムでレッスンが行われている。

  • ラテンの明るいノリがズンバの醍醐味(写真提供:全国でZUMBAトレーニングを開いているアファジャパン(AFAA  JAPAN)
    ラテンの明るいノリがズンバの醍醐味(写真提供:全国でZUMBAトレーニングを開いているアファジャパン(AFAA JAPAN)
  • ラテンの明るいノリがズンバの醍醐味(写真提供:全国でZUMBAトレーニングを開いているアファジャパン(AFAA  JAPAN)

サンバ、サルサ、ヒップホップもオッケー

   ある時、ペレズが舞台で使う曲のテープを忘れてしまい、その場にあったラテン音楽のテープで即興の振り付けを行ったのが始まりという。だから音楽も踊りも自由で多彩だ。主にサンバ、サルサ、メレンゲ、マンボ、レゲエなどのラテン音楽が中心だが、インド舞踊、ベリーダンス、フラメンコ、ヒップホップ、ハワイアン、カントリー......と何でも取り入れる。

動きはセクシーで挑発的、カロリー消費はジョギング並み

   動きはダイナミックでエキサイティング。過去に流行したビリー、コアリズム、トレーシー・メソッドにみられた筋トレ的な動きをなるべく排除し、ダンスステップを基本にしているのでノリがいい。腰をクネクネ激しく振る、胸を突きだして揺らす、髪を触って首を振る、「おいで、おいで」「ダメよ、ダメダメ」と誘うように手を動かす――。いかにもラテンらしく、動きがセクシーで挑発的。特に女性には、解放感を味わえるだけでなく、普段の生活で締めつけられているバスト周りや肩甲骨、骨盤をほぐすのに効果的だ。

   インストラクターは前の方で踊ってみせるだけ。「あーして、こーして」と、細かい動きを指導したりしない。参加者が自分のレベルに合わせて付いていけばいいし、勝手に自分の動きを作ってもいい。楽しんで汗を流すことが大事だからだ。速いリズムと遅いリズムを組み合わせたインターバルなので、60分で600~1000キロカロリーを消費するという。これはちょっと速いジョギングに相当する。もちろんダイエット効果は期待できる。

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