2018年 11月 19日 (月)

なでしこ、不甲斐ない敗戦で五輪絶望 「負けて当然」厳しい反応も相次ぐ

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   女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」のリオデジャネイロ五輪出場は、2016年3月4日の中国代表への敗戦でほぼ絶望的となった。

   ロンドン五輪に続く2大会連続のメダルどころか、アジア最終予選での敗退という思わぬ展開に、「負けて当然」という辛辣な声も上がっている。

  • 澤さんの引退もやはり大きかった?
    澤さんの引退もやはり大きかった?

澤も嘆いた「パスミス」と「マークの弱さ」

   テレビ観戦していた視聴者からも、「なんで!?」という声が上がるような失点だった。前半14分、迫ってくる中国選手をかわそうと、川村優理選手が無造作にボールをバックパスする。ところが、後方の田中明日菜選手と熊谷紗希選手がお互い譲り合うような形になって、ボールは受け取り手がないままに日本側ゴールに向けてコロコロ転がっていく。たちまち突っ込んできた中国代表、ジャン・ルイ選手がシュートを決めた。あまりにあっけない先制点だった。「とにかく自分たちのミスパスが多い」と、NHKの試合中継にゲスト出演していた元代表選手・澤穂希さんも、この日のなでしこの不調を嘆いた。

   その澤さんはハーフタイム、「ボール保持者に対してのマークも甘い」と指摘していたが、後半はまさにそれが露呈する。後半13分、日本ゴール前でボールを受け取ったグー・ヤーシャ選手に、熊谷選手らが素早く立ちふさがった。しかし、あと一歩、相手の間合いに踏み込めない。そのまま、ほぼ万全の態勢でシュートを打たせてしまう。これがダメ押しの2点目となり、詰めかけた日本サポーターから悲鳴が上がった。「この2点目がなかったらもう少し違った」と澤さんが歯噛みしたように、その後は1点を返すもののあえなく試合終了となった。まだわずかに可能性を残すとはいうものの、これでほぼリオ五輪への出場は消滅したとされている。

「逆境に強い」はずが...かえってプレッシャー?

   試合前、澤さんは「逆境に立たされたときこそ、力を発揮してきたのがなでしこ」と語り、その奮起を促した。だが、4日のなでしこに対しては、ツイッターなどで「何か覇気がないなぁ」「うーん...。勝たなきゃというプレッシャーなのかな。焦ってるような」「素人から見てもわかるほど日本チームが後がなくて萎縮している感じ」といった声が試合中から上がっていた。精彩を欠く姿には、

「点差以上に内容が悪すぎる。相手云々ではなく、自滅だった」
「攻撃戦術的にも、個の守備の判断にしても、パス精度の低さから言っても、負けて当然。どうしてこんなに弱くなったんだ、なでしこジャパン! 特に守備がひどすぎて、目も当てられない」

と厳しい感想を漏らす人が続出した。また改めて澤さんの存在の大きさを思う声、あるいはメディアでもたびたび指摘されているチームの世代交代の失敗、佐々木監督の責任を問う声なども目立っている。佐々木則夫監督も「後手後手になってしまって、なんとも歯車が合わない」と試合後嘆いた。

   一方で、5年前、東日本大震災直後の日本を、なでしこのW杯優勝が力づけたことなどを挙げ、「今こそ応援して支えてあげて、勇気を与えてあげる時ではないだろうか」と呼びかけるサポーターも多い。敗退の責を選手たちや監督ばかりに押し付けるような論調に違和感を覚える人も少なくない。

   試合終了後、なでしこジャパンの選手たちは、観客席に深々と頭を下げていた。涙を流す彼女たちに、大多数のサポーターは拍手で応えていた。

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