2024年 5月 4日 (土)

「R-1ぐらんぷり」に漂う「オワコン感」 ピン芸人はなぜか「裸芸人」ばかり

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視聴率「イッテQ」「真田丸」に及ばず

   優勝を受け、ザコシショウさんの実力を信じてきたお笑い界からはお祝いのコメントが続々と寄せられた。

   陣内さんは「お笑いを心から愛する人には笑いの神様は微笑む。。 俺もまだまだまだまだ頑張ろう! 同期ザコシショウおめでとう!」とツイート。同じく同期のたむらけんじさんも「お笑いの神様はやっぱりおるんやな!いや、ただの奴の実力か! ザコシおめでちゃー!」と優勝をたたえた。

   なだぎ武さん、「南海キャンディーズ」山里亮太さん、「アジアン」馬場園梓さん、星田英利さん(元ほっしゃん。)らも相次ぎツイッター上でコメントしたほか、有吉弘行さんも同時間帯に放送されたラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、直前に見たザコシショウのネタに触れて「全部知ってるネタでしたけど、めちゃくちゃ面白かった」と絶賛した。

   ただ、芸人仲間の盛り上がりとは裏腹に、国民的な関心度はそこまで高くなかったようだ。平均視聴率は11.8%で、同時間帯に放送された日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」(19.4%)、NHK大河ドラマ「真田丸」(16.6%)にはおよばなかった。

   R-1は、ピン芸人の№1を決める大会として2002年から始まり、一人話芸の代表である「落語」の頭文字「R」から名前を付けた。今回で14回目を迎えたが、平均視聴率は2010年の14.3%をピークに減少傾向にある。今回は前年10.2%より1.6ポイント盛り返したものの、数字的にいいとは言えない(いずれも関東地区/ビデオリサーチ調べ)。

   さらに、今回のグランプリでは、「裸芸人」の多さを指摘する声もネット上で目立った。ファイナルステージに進んだ小島よしおさんとザコシショウさんはともにパンツ一丁。ゆりやんレトリィバァさんもファーストステージでは、ぽっちゃりとしたお腹を披露していた。

   そのためツイッター上には、視聴者から「裸芸人は安村でもう十分だよ............」「勢いと裸芸 これしか印象に残らんかった」「R-1グランプリ、また裸芸か」といった声が寄せられていた。

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