2024年 4月 26日 (金)

「ドムドムバーガー、懐かしい~」 「ダイエー」消滅とともに「応援」する声が急拡大

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「象」をあしらったロゴマークと赤い看板が「昭和」を連想

   とはいえ、インターネットには、

「近所になぁ~い! 知らないィ~!!」
 「食べたことないけど、おいしいの?」

といった声も少なくない。

   たしかに、「ドムドムバーガー」は東京都内には北区赤羽や練馬区大泉学園、小平市の3か店しかなく、全国的にも69か店(フランチャイズ12か店を含む、2016年2月末現在)にとどまり、「マクドナルド」や「モスバーガー」「ロッテリア」といったチェーン店と比べると、店舗数で見劣る。

   1970年のオープン後、しばらくは親会社のダイエーの支えもあって店舗数を増やし、ピーク時には約400か店に伸ばしたが、バブル経済後の低価格競争では苦戦。さらにはダイエーの経営不振で規模縮小を余儀なくされた。

   「象」をあしらったロゴマークは「どむぞうくん」と呼ばれ、赤い看板などが「昭和」を感じさせるイメージになっていることもあり、いま一つ垢抜けない印象を若い消費者には与えたようだ。

   それでも、ダイエーが2015年にイオンの完全子会社となったため、「ドムドムバーガー」の存続をも危ぶむ声がインターネットには寄せられており、

「ゾウさん可愛いだろ! それがいいんじゃないか!!!」
 「マックだのモスだのの争いに巻き込まれず、DOMDOMはマイペースにやってる感じがいいんだよ」
 「ドムドムには独自のスタンスを崩さずがんばってほしい」
 「まずドムドムってネーミングがかわいい」

といった「応援」の声が少なくない。

   ちなみに、ダイエー碑文谷店は2016年3月にグループのイオンリテールに移管され、運営されている。今後は耐震工事を含め、改装したうえで「ダイエー」の屋号を外し、早ければこの冬にも営業を再開する予定。

   オレンジフードコートは「決定していることはなにもありません」と話し、イオンリテールも「さまざまなことを検討しているところで、(ドムドムバーガーが入居するかどうかは)まだわかりません」と話している。

   ただ、すでにイオンのショッピングセンターなどに切り替わっている旧ダイエーの店舗の中には、ドムドムバーガーが入居している店舗があり、期待できるかもしれない。

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