2024年 4月 27日 (土)

清原裁判の抽選、「ダメ元」で行ったら当たった! J-CAST記者、1人が並んだだけなのに...

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倍率81倍に当選しました

   整理券の配布が締め切られたのは11時。当選番号は、日比谷公園の霞門、桜門、日比谷門と西幸門付近で11時30分に掲示される。記者は、霞ヶ関駅と東京地裁に最も近い霞門へ向かい、11時20分から発表を待ち続けた。

   25分頃から、発表を待つホワイトボードの前には2、30人ほどの人だかりができていた。カメラやスマホを手に持っている人の姿もあり、記者もその1人だった。

「当たるはずないけど、番号の写真くらいは撮っておくか」

   何の役に立つか分からないが、初めて裁判傍聴に挑戦した記念だ。ファインダーをのぞいてホワイトボードが裏向けられるのをじっと待つ。

   11時30分、係員たちはボードを裏返し1枚の紙を公開した。書かれている数字は、20個ほどに過ぎない(当たり前だが)。

「うーんっと、『08077』は.........え?」

   最初は自分の目を疑った。リストバンドの番号は「08077」で、ボードの番号は「8077」。記者の番号がボードに書かれているではないか!

「え?え?えーーー!」

   思わずボードに近づきすぎてしまい、「離れてください」と警備員に制止された。

「もしかして『08077』と『8077』は違うんじゃ...」

   「すみません」と警備員に尋ねると、返ってきた言葉は「当選してるね。すごいな」。

   何度見返しても、記者が当選した事実は変わらないようだ。深呼吸して興奮を抑えながら、会社に電話した。

「え!当たったって!?」

   いつもは穏やかな先輩も、この時ばかりは電話越しに大きな声を上げた。

「今日は原稿がうまくまとまらず、少々下手くそでも、怒られない気がする。たぶん。きっと」

   そんな予感を胸に、次の仕事に取り掛かった。(法廷内の様子は別記事あり)

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