2019年 10月 20日 (日)

舛添氏疑惑調査、これで「第三者の厳しい目」? 弁護士は小渕優子氏にも「活用」されていた

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これが、「第三者の厳しい目」で見た結果なのか――。

   東京都の舛添要一知事は2016年6月6日の記者会見で、政治資金の「公私混同」疑惑について、第三者の弁護士2名による調査報告書の内容を公表した。「違法性はない」と結論付けられた報告書の内容に、会場に集まった100人超の報道陣からは「客観性をどう担保しているのか」など厳しい追及が飛んだ。

  • 会見の中で舛添氏は何度も頭を下げた
    会見の中で舛添氏は何度も頭を下げた
  • 佐々木善三弁護士(右)、森本哲也弁護士(左)
    佐々木善三弁護士(右)、森本哲也弁護士(左)
  • 弁護士による説明中、沈痛な面持ちで目を伏せる舛添氏
    弁護士による説明中、沈痛な面持ちで目を伏せる舛添氏

「もちろん、違法ではありません」

   会見のキーワードは、「不適切とは言い難い」「違法ではありません」の2つだった。会見には、一連の疑惑を調査した「第三者」の佐々木善三弁護士、森本哲也弁護士も出席。両名の口からは会見中、

「~という理由から、不適切とはいえません。もちろん、違法ではありません」

といったフレーズが頻出した。

   舛添氏の資金管理団体への寄付は「問題なし」と結論付けたほか、事務所の賃料に関する指摘は「割高とはいえない」「二重支払いは無かった」などと説明。政治資金を使い美術書や美術展カタログを購入している点については、「それらの知識を政治活動に活かしているため、不適切とも言えないし、違法ではない」と指摘している。

   また、時代小説や漫画「クレヨンしんちゃん」など、購入した一部の書籍については「不適切」と認定。絵画や美術品の購入については、点数や金額が「あまりにも多すぎる」ため、政治資金の支出としては「不適切だったというほかない」。舛添知事も、弁護士のヒアリングに「オークションを利用すると安く購入できることから、つい買い過ぎた」などと説明したという。

   ただ、上記のように「不適切」と判断された支出についても、「政治資金の使途には法律上の制限はない」との理由でいずれも「違法ではない」と判断された。だが、弁護士の調査で適切と判断された項目についても、「首を傾げざるを得ない」ような理由が記述されている。

   例えば、舛添氏が2011年に上海で購入した「シルクの中国服」については、

「書道の際に着用すると筆をスムーズに滑らせることができるためであるとのことであり、その説明は具体的に説得力のあるものであった」

といった理由から「不適切でない」との判断になっている。また、舛添氏が3万2340円で購入した高級ブランド「ダンヒル」とみられるバッグについては、「ヒアリングの際に持参しており、実際に使用していることが確認できた」と説明され、不適切でないとされていた。

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