2018年 12月 19日 (水)

「処女」が条件の奨学金に賛否激論 女性差別か健康配慮か、南アの事情

印刷
富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   女子学生に「処女」を条件に奨学金を出す制度は、女性差別か健康を守るための教育的措置か、南アフリカで論争になっている。2016年6月、AFP通信など複数の海外メディアが報道した。

   それによると、同国政府の男女平等委員会は6月17日、同国東部のクワズールー・ナタール州の自治体が16人の女子学生に大学卒業まで「処女」でいることを条件に奨学金を出している制度について、「人間の尊厳、平等、差別に関する憲法の条項に違反している」と判断、廃止すべきだと勧告した。

「シュガー・ダディー」からエイズをうつされる少女たち

   この制度は同州のウトゥケラ区が行なっているもの。奨学金を受ける女子学生は、定期的に年配女性が務める「処女検査官」を訪れ、チェックを受けることになっており、こうした検査に人権団体から激しい非難の声が上がっていた。

   AFPの取材に対し、同区の区長は「女子学生をエイズ(後天性免疫不全症候群)から守ると同時に、10代の妊娠防止のためには非常に効果的な方法だ」と説明した。一方、男女平等委員会は「処女であることと学業の本質とは関係ない」と述べ、60日以内に廃止するかどうかの回答を求めた。

   南アフリカは、もっともエイズの感染率が高い国の1つで、人口約5000万人のうち600万人(12%)がHIV(エイズウイルス)に感染しているといわれる。中でも若い女性の感染率が高く、2013年に同国保健省が発表した統計によると、中学生以上の女子生徒の28%がHIVに感染している。一方、男子生徒の感染率は4%だった。また、2011年に妊娠した女子生徒の数は9万4000人にのぼり、中には10歳以下の少女もいたという。

   当時、アーロン・モツォアレディ保健相は「少女たちが『シュガー・ダディー』(甘言と財力をエサに若い女性に近づく男)と関わりを持つ風潮を終わらせなければならない」と訴えた。

iQos_JC.jpg
ウチの旦那、煙草吸うんですけど... 揉めずに上手く解決するには?

11月22日は「いい夫婦の日」。パートナーとよりよい関係を築いていくために、日々の暮らしやコミュニケーションについて改めて考えるいい機会です。もしもパートナーに対して悩んでいることがあるのなら、これを機に「夫婦で話し合い」をしてみるのもいいかもしれません。思っていることや考えていることは、口に出さなければ伝わらないもの。「私たちが、今より、いい関係」になることを目指し、ポジティブに話し合うことが大切です。

PR 2018/11/19

ad-kyouryoku-kaidan2.png
秋の夜長に「最恐怪談」はいかが?

この秋、「最恐怪談」が、さらにパワーアップして帰ってきました。赤羽の地に集まったのは、怪談界でも指折りの3人の語り部たち。今宵は、背筋も凍る、このお話からお聞かせしましょう......。

PR 2018/10/9

姉妹サイト
    loading...
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • ついに第1号か!? GDPR違反で巨額制裁金 課される企業はあの......

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中