2024年 3月 29日 (金)

「透明なのに味つき」飲み物、最近多くない? 「不自然で怖い」派VS「健康的な感じ」派

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   本格的な夏の到来を前に、無色透明な「水」に味や香りなどを加えた「フレーバーウオーター」の新商品が続々と登場している。インターネット上でも、「最近、清涼飲料水どんどん透明化してない?」「透明飲料増えたねえ」との声が囁かれるほどだ。

   清涼飲料水の新たな「トレンド」としてブームを巻き起こすフレーバーウオーター。市場調査会社「飲料総研」の宮下和浩取締役は、「低果汁のジュース類に対するマイナスイメージを背景に、『健康に良さそうな』見た目が消費者に受けている」と分析する。

  • 透明飲料ブームは「いつまで続く?」
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既存ブランド商品を「透明化」

   マーケティング会社の「富士経済」が発表した市場調査の結果によれば、2015年のフレーバーウオーター市場の販売総額は14年比1.7倍の603億円。11年には236億円だったのが、4年間で2.5倍超に伸びている(2016年5月25日発表)。

   市場の拡大が進む中、飲料メーカーもこぞって新商品を投入している。16年1月にカルピス社を吸収合併したアサヒ飲料は、「おいしい水プラス『カルピス』の乳酸菌」シリーズを7月26日から発売する。

   アサヒグループホールディングスの広報担当者は6月21日、J-CASTニュースの取材に対し、「カルピスの乳酸菌を加えた『健康水』として、健康志向の強い消費者にアピールしたい」と説明。ただ、「具体的な健康効果をうたっているわけではない」と付け加えていた。

   そのほかにも、日本コカ・コーラの「アクエリアス ウオーター」(6月20日発売)や、サントリー食品インターナショナルの「グリーンダカラ」(5月10日にリニューアル発売)など、既存ブランドの商品を「透明化」する動きも目立つ。

   このように、新商品が続々と登場するフレーバーウオーターについて、ツイッターやネット掲示板などには、

「最近、水みたいに透明なのに実は味が付いてる飲み物多くない?」
「いままで着色料で色着けて売ってたものを透明なまま売ることで、新鮮だし何か健康的な感じすらする」
「何でもかんでも無色透明にしてるけど不自然で怖い」

など賛否それぞれの意見が出ている。

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