お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さん(46)がラジオ番組で、芸能人が結婚を発表する時に2人の出会いから結婚に至る経緯を説明する事が多いが、その内容は「ほぼ嘘だと思っている」と語った。「できちゃった婚」を公表した歌手の鈴木亜美さん(34)は、海外のホテルのバーで亜美さんを知らない一般男性からいきなり声を掛けられ、意気投合した後に交際を申し込まれた、と発表したけれども、そんな事は考えられないというのだ。亜美さんは一般男性からいきなり告白された岡村さんが芸能人の結婚ストーリーについて語ったのは2016年7月7日放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)。亜美さんは、「ナイナイ」が司会を務めていたオーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京系)の出身で、同番組出身のアイドルの中でもメチャクチャ可愛かった、などと説明した。そして2人の出会いと結婚までの経緯が書かれた資料を読み、こんな事を言い出した。「芸能人がここでこうやって知り合いました。こうやって結婚しました、って発表するじゃないですか。これ、ほぼ嘘やと思っている」割合で言うと8割が嘘のはず、というのだ。亜美さんの「できちゃった婚」は、所属事務所の発表や本人がメディアに語ったインタビューなどによれば、出会いは15年12月のシンガポール旅行中でのこと。レストランのバーで飲んでいた亜美さんに夫が「日本人ですか?」と声をかけてきた。亜美さんのことは知らなかったそうだ。亜美さんは女友達と、夫は男友達と旅行中だった。意気投合し、夫の方から「おつきあいしてくれますか」と告白された。帰国したあとは年越しや正月も一緒に過ごして結婚を意識し、16年春から同居した。婚姻届を出したのは16年7月1日で、現在妊娠3か月。夫は27歳の一般の会社員で、身長180センチ以上、剣道5段の腕前というスポーツマンだそうだ。いきなり交際を申し込んだとしたら芸能人は警戒する岡村さんは、「こんなことある?旅行先で出会う?付き合ってくださいって言う?こんなこと、まぁ、無いと思うで」と語った後に、夫は会社社長や大金持ちではない、あくまで一般人だから、そんな人がいきなり近付いて来て交際を申し込んだとしたら芸能人は警戒し、自分の身を守るべきだとも主張した。また、夫は「剣道5段」となっているが、この発表がものすごくダサイ感じがしてならない。本当は剣道を齧った程度のように思える、などと穿った感想を述べた。こうした発言にネット上では、「自分が(結婚に)無縁だからって...」「ひねくれすぎですわ、岡村さん」「結婚できない人は出会い自体ないわけだから、ウソだと思うというだけだろ」などといった反発がある一方で、掲示板には、「岡村の意見に同意するけどほっといてやれwタレントは好感度上げなアカンやろ」「そもそもプロフィールにある芸能界入りのきっかけ自体が嘘だらけでしょ」「一般人の結婚式だって、出合い系で知り合ったとは言えないから、友人を通じて、スポーツサークルで親交を深めた、とか改ざんされるのに」などといった書き込みも出ている。
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