2024年 5月 3日 (金)

小池都知事、早くも「親台派」鮮明 都市外交に変化の可能性

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東京都の防災訓練には台北市のチームが参加

   台湾の大手紙・中国時報や自由時報によると、小池氏は東日本大震災と熊本地震で台湾から寄せられた支援に対して感謝の言葉を述べた。小池氏は1999年に起きた台湾大地震で、被災地にプレハブの仮設住宅を送るなどの支援活動を行ったという経緯もあり、「困ったときにはお互いに手を差し伸べられればいい」などと述べたという。

   小池氏は、東京都の防災訓練に9年連続で台北市のチームが参加していることを挙げながら、東京都と台北市の友好関係を発展させ、台北以外の台湾の都市とも関係を強化する意向をしめしたという。

   小池氏は台湾では比較的有名な政治家で、メディアでは「親台派」として報じられている。今回の議員団一行の訪問は、この評価を裏付けたとも言える。

   都庁の外務部によると、台湾の一行は「就任祝いのあいさつ」を目的に小池氏を訪問。8月2日の小池氏の初登庁以降、それ以外の外国からの来客はなかったという。

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