世界中で大ブームになっているスマホゲーム「ポケモンGO」。それをまるっきりパクったと思われるゲームを韓国のゲーム会社が開発し、2016年9月にもリリースされるとしてネットで大騒動になっている。ハフストーン社の「モンタウォーズGO」というのがそのゲームで、韓国国内でもゲームファンから激しい批判が噴出。日本のゲームで、しかも超有名なものを丸パクリするのは世界の恥だとし、「韓国は名誉も誇りもないか?」「本当に国籍を捨てたいくらい」などといった書き込みが掲示板に出ている。ゲーム名はモンスター収集の「モンタウォーズGO」ハフストーン社は公式ホームページ上に「モンタウォーズGO」に関する紹介文を掲載している。それによればユーザーの位置情報と、AR(コンピュータで拡張された現実環境)、モバイルを融合させたゲームをイリノイ工科大コンピュータ工学科出身の研究者と共に15年8月から開発を進めていてその完成が間近となった。同社は「モンタウォーズ」というヒットゲームを持っているため、その名前を冠したことにも意味がある、とし、「流行しているようなインスタントゲームとは違うものだ」などと説明している。発売は今冬に予定していたが9月に早めた。その理由は冬にリリースしてしまうと、スマホを持って街を歩くユーザーの手が凍えてしまうからだそうだ。ちなみに「モンタウォーズ1」は12年、続編の「モンタウォーズ2」は14年にリリースされている。どんなゲームかというと「ポケモン」と似たようなモンスター収集型のRPGだ。そしてこの「モンタウォーズGO」のゲーム写真が公開されるとネット上で大騒ぎになった。まるっきり「ポケモンGO」だと思った人が続出したからだ。「韓国の『ポケモンGO』丸パクリゲー、あまりにもそのまんますぎるwwww」などと、まとめサイトが書きたて、ネットの掲示板には、「お約束だよなぁ」「インターフェイスまんまポケモンGOなんっすけどwwww」などといったものが溢れた。韓国ではまだ「ポケモンGO」はリリースされていない。にもかかわらず、日本を遥かに上回る激しい批判が起きたのは地元の韓国だ。韓国の「2ちゃんねる」と呼ばれている掲示板「ilbe」に、「韓国の『ポケモンGO』丸パクリwwwww」などといったスレが立った。「やはり韓国は日本を模倣するのしかないのか?」「ilbe」に書き込んでいる人たちは、ヒットゲームを模倣したものが出るのはよくある事だが、それが世界中で大ヒットしている「ポケモン」だとすれば別の話だ。しかも丁寧に「GO」という名前を持ってきた意図が分からない。そもそも「ポケモンGO」が大ヒットしたのは長い積み重ねがあり、「ピカチュウ」といった様々なキャラは馴染みが深く、それをコレクションするのが楽しいわけだが、それを韓国のゲーム会社は何も分かっていない。「モンタウォーズ」という知らないゲームのキャラをこれから一つずつ覚えろというのか、などと怒りと落胆が噴出し、「恥ずかしくて顔をあげられない!!!!やはり韓国は日本を模倣するのしかないのか?」「本当に国籍を捨てたいくらい」「お金を稼ぐためには何でもやるのか?韓国は名誉も誇りもないか?」「本当に中国の悪口を言える立場ではない」などと、ゲーム会社よりも韓国そのものへの批判が並んだ。J-CASTニュースが16年8月5日に「ポケモンGO」の関係者に取材したところ、「伝えられているものを見る限り、システムやインターフェイスなどなど本当にそのまま、というような感じですね」と驚いていた。抗議などをする予定があるかについては、まだ発売されておらず全貌が分からないため様子見をすることになる、と話していた。
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