2024年 5月 15日 (水)

ブロッコリーはうつ病の予防にも効く! 糖尿病、胃がん、肝臓がん...凄すぎる奴

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

大きいマウスにいじめられた小さいマウスが元気に

   しかし、小さいマウスに事前にスルフォラファンを注射すると、大きいマウスにいじめられても、70%近い割合で甘い水を飲んだ。このことから、スルフォラファンにうつ病の発症を抑える働きがあると考えられるという。また、マウスを生まれた直後からスルフォラファンを食べさせて育て、同様にストレスを与える実験を行ってもうつ病の発症はみられなかった。

   今回の研究では、うつ病になったマウスの脳が炎症を起こしていることが確認された。うつ病の発症メカニズムははっきりしていないが、近年、ストレスや腸内細菌が原因で、脳が炎症を起こして発症するという説が出ている。

   研究グループの橋本謙二教授は「今回、『うつ病の炎症仮説』を支持する結果が出ました。スルフォラファンの強い抗酸化作用が脳の炎症を抑え、うつ病の予防に役立っていると考えられます。スルフォラファンはブロッコリーをはじめ、緑黄色野菜に多く含まれる安全な化合物です。身近にある食べ物をとることがうつ病の予防に役立つのです」とコメントしている。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中