2019年 1月 22日 (火)

「ウィキ」の「寄付バナー」がデカすぎ 「広告にしたら?」の声、元管理者にぶつけると...

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   世界最大のオンライン百科事典「ウィキペディア」。その日本語版サイトに登場した新たな「寄付募集バナー」が、SNS上で「サイズ的には過去最大」「邪魔すぎる」などと話題になっている。なかには、「広告を出さない理由がわからん」との声までみられる。

   そこでJ-CASTニュースは今回、ウィキペディア日本語版の『管理者』(ページの編集を一時的に止める『保護』など特別な権限を持つユーザー)の一人として約5年活動していた男性に、「ウィキペディアが広告を載せない理由」について聞いた。

  • ウィキペディアが「お願い」を続ける理由とは・・・
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「もう広告貼ったほうがいいんじゃないか」

   2001年に英語版や日本語版などが開設されたウィキぺディアは、非営利団体のウィキメディア財団が運営するウェブサイト。誰もが自由に記事を執筆できる「自由な編集方針」に基づき、幅広いジャンルの項目を網羅。掲載されている記事の数は、日本語版だけでも100万本を超える。サイト上に広告を掲載せず、全ての運営費を「寄付」で集めていることでも知られる。

   そんなウィキペディアの日本語版サイトに、16年9月7日朝頃から「寄付のお願い」を呼び掛ける黒塗りのバナーが表示されるようになった。バナーはかなりの大きさで、スマートフォンのブラウザで閲覧した場合には画面の半分近くを占めるほどだ。

   過去にもこうした寄付募集の呼びかけはウィキペディア上に出た例があるが、今回のバナーは「さすがに邪魔すぎる」などとネットユーザーの不満が噴出。ツイッターなどには、

「サイズ的には過去最大」
「広告年々でかくなっていってない?」
「デカすぎてびっくりした」

といった批判が相次ぐことになった。なかには、「もう広告貼ったほうがいいんじゃないか」「そのスペースに広告載せとけ」などとして、同サイトが開設以来続けている「広告不掲載」の方針に疑問を呈する声も目立った。

   だが、ウィキペディア記事の編集管理については、基本的には全て一般のネットユーザーが無償で行っている。不適切なページの『削除』や、自由な編集を一時的に止める『保護』など、「読者が気持ちよく利用できるようにする」作業も、ネット上での信任投票で選ばれた『管理者』と呼ばれるユーザーが担当。日本語版では、8日時点で49人の管理者が作業にあたっている。

   このように、サイトを構成するほとんどの要素が「ユーザーによる自治」で成り立っているウィキペディア。それでは、財団が集めている「寄付金」は、いったい何に使われているのだろうか。

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