2024年 4月 28日 (日)

疲れすぎて眠れないのは危険信号 「寝だめ」より効果的な疲労回復法

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【チョイス@病気になったとき】(Eテレ)2016年11月5日放送
「あなどれない 疲労」

   仕事や家事に育児、介護、人間関係...。ほとんどの人が、毎日何かしらの疲労を感じているのではないだろうか。

   疲労は放っておいても解消されず、無理して頑張り続けると命に関わる病気にかかるおそれもある。原因を特定し、きちんと対策を取るのが重要だ。

  • 長時間残業が続くと体を壊す恐れが
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激務続きで睡眠障害に

   会社員の矢口さん(仮名)は、2年前から疲労を感じていた。

   責任感が強く多くの仕事を任され、忙しい時は始発電車で出勤し、昼食の時間もない。終電には間に合わずタクシーで帰宅することも。家に着いたらご飯も食べずにベッドに倒れ込むが、夜中に何度も目が覚めてしまい、何時間寝たのかもわからないような日が続いた。

   集中力は低下し、仕事の効率も下がる。残業はさらに増え睡眠時間は削られる一方だった。エナジードリンクや栄養剤などに頼るも、効果は実感できず、眠気もおさまらない。ミスは増え、心の余裕もなくなり、さらに動悸まで感じるようになった。

   このままだと倒れてしまうと危機感を覚えた矢口さんは、疲労専門外来を受診した。

矢口さんを診察したナカトミファティーグケアクリニック・中富康仁院長「疲れ切っているけど、頑張って保っていると感じた。会話をした時、すぐに答えられなかったり、結構考えてしまったり、頭が働いていない印象があった。明らかに過労状態がかなりの期間続いていた。睡眠自体短く、質も悪化していた」

   矢口さんは過労による睡眠障害と診断され、1か月自宅療養することに決まった。規則正しい生活で体内時計を整え、最低7時間は睡眠を取るように心がけて、朝まで眠れるよう処方された睡眠薬を服用した。

矢口さん「1週間睡眠時間を確保しただけでも、心と体がスッと軽くなった」

   1か月後に職場復帰してからは仕事量をセーブし、夜ぐっすり眠れる日が続いている。

矢口さん「睡眠が取れるとプライベートも充実し、体を動かす趣味の時間も確保できるので、今は心身ともに落ち着いた状態。もうエナジードリンクは必要ないと思っています」
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