2024年 4月 30日 (火)

チェ・スンシル疑惑酷似の韓国ドラマ「密会」 事件スクープのJTBC、2年前に放送

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脚本家は「偶然の一致」

   さらにドラマには、チェ氏の愛人で側近だったとされる元ホスト、コ・ヨンテ氏(40)を彷彿させる人物も出てくる。ドラマでの役柄はあるホストクラブのホストで、ヒロイン女性の女上司と愛人関係になり、アパレル会社の設立を画策する。

   現実のコ・ヨンテ氏はチェ氏の資金援助をもとにバッグブランドを立ち上げている。朴大統領も就任初期にはこのブランドのバッグを持ち歩いていたと指摘されている。ドラマ中のお相手こそ「投資アドバイスをする占い師」ではないものの、その後の行動には重なる部分がある。

   奇妙な一致はまだある。朴大統領の血液検査をチェ氏の名前で行っていたことなどが問題化している「チャウム医院」の看板とそっくりなものが登場するのだ。ドラマ中では登場人物たちがその前を通り過ぎるだけなのだが、画面に映ったその看板はスペルだけでなく、ロゴの形まで瓜二つだった。

   そして、このドラマを製作したのが、今回の疑惑を最初にスクープしたケーブルテレビ局「JTBC」とあって、「密会」制作の経緯にひときわ注目が集まることになった。

   現地の報道によると、ドラマの脚本家は、これまた偶然にも梨花女子大出身だという。そのためチョン・ユラ氏の裏口入学疑惑の背景等を知っていたのではないか、といった声も上がっているが、脚本家は「偶然の一致」だとしている。

   しかし、あまりに多くの共通点はさまざまな憶測を呼び、日本でも複数のワイドショーが取り上げている。

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