二重国籍問題がくすぶり続けている民進党の蓮舫代表(48)。そのイメージアップを狙ったのか、テレビカメラを東京目黒区にある豪邸に初めて入れ、子供や母親、夫といった家族全員を紹介したところ、内容があまりにも酷すぎるとして激しい批判が起きた。こうした番組の場合は普通、夫婦円満や家族仲の良さを強調するものだが、蓮舫氏は終始、夫で早稲田大学で非常勤講師をしている村田信之さん(50)を「ペット以下の存在」「そのうち居なくなる」などとディスり続けた。そのため、家庭内虐待が行われているのではないか、などといった噂まで立つことになった。「仮面夫婦なのでは?」蓮舫代表が出演したのは2016年11月18日放送のTBS系バラエティー番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」。テレビカメラが入ったのは代表の母親と夫と子供が暮らす「生家」。玄関を開けると3匹の犬が出てきて吠え続けたが、それを制することなく収録が続けられた。寝室に行くとベットが2つあり、夫と別々に寝るのかと聞かれると、怪訝な顔をして「もちろんです」。一緒に寝ることは「ない」。甘えたくなることはないのか、の質問にも、「その気持ちが無いですね。感情として」と、ぶっきら棒に答えたため、「仮面夫婦なのでは?」といったナレーションが入った。次に行ったのは長女(19)の部屋。蓮舫氏と村田氏には双子の男女の子供がいて、2人とも海外留学をしているが、たまたま長女が2日前に帰省したのだという。その長女は、「家の中の序列はどうなっているのか」という質問に対し、蓮舫氏がズバ抜けて上で、その下に自分達子供が来て、次はペットで、父親の地位はずっと下だと手を下げて見せた。その時に代表は娘の手を取りさらに下に下げた。さらに、誕生日毎に家族写真を撮っている写真で、夫の髪の毛が年々薄くなっていることについても、蓮舫氏は、「そのうちフェイドアウトするんじゃないですかね。居なくなる」などと語った。また、結婚した年や、結婚記念日、プロポーズも覚えていないと語った。その理由は、「そんなのいちいち覚えていたら、人生面倒くさいですよ」ということだった。「夫をヒト扱いしない人が国民をヒト扱いするのか?」夫の村田さんは、番組の中で家族と一緒には出演せず、単独インタビューで登場。「自分は植物以下の存在」と語った。「植物は光合成をするじゃないですか。自立しています。水さえあれば生きていけるけど、私は水だけでは生きていけない」とし、家の中では家族の邪魔にならないように生きていて、すれ違う時にはスッと体を交わしているのだという。これが放送されると、ネット上では蓮舫代表の夫の扱いが酷すぎる、と大騒ぎになり、「家庭内虐待が行われている?」「DV(ドメスティックバイオレンス)だ」などの指摘が広まり、さらに民進党代表の発言だけに「こいつが男女平等を口にしたら腹かかえて笑う」「夫をヒト扱いしない人が果たして国民をヒト扱いするのだろうか」などといった批判が掲示板に殺到することになってしまった。蓮舫氏のツイッターにも、「国民の支持を得るのなら、ご家族ではなく戸籍を公開された方が有効かと存じます」といった非難が相次いでいるが、21日17時現在、蓮舫氏は反応していない。
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