「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式で2016年12月1日、千葉県出身のシンガーソングライター「ピコ太郎」さんが電話中継で「PPAP」を披露したが、会場内の音楽とかみ合わず、笑いが起きる一幕があった。ピコ太郎さんは「音とか全然聞こえていないから、軽く事故ってると思うんですが...」などと話し、会場中は笑い声に包まれた。「私の『神ってる』でしたっけ?」「PPAP」はこの日の表彰式で、ノミネート候補30作の中からトップテンに選出された。スケジュールの都合がつかず、表彰式には来なかったが、電話中継という形で約4分間、司会のフリーアナウンサー・生島ヒロシさんとトークを交わした。生島さんが「トップテンに選ばれましたよ」と報告すると、ピコ太郎さんは「私の『神ってる』でしたっけ?あっ違う、『PPAP』ですよね。もう本当に『ありが玉置成美』と言わざるを得ません」と、ボケを連発した。一しきり会場内の空気が温まると、ピコ太郎さんは生島さんのリクエストで、「PPAP」をアカペラで歌い始めた。「ピッポッパッポッピッポッパッポッピッポッパラララ、ピーピーエーピー、ンッタッタラ、ンッタッタラ、ンッタッタラ」前奏を口ずさんでいると、会場内では「PPAP」のBGMが流れ始めた。だがピコ太郎さんのテンポとはかみ合わず、ピコ太郎さんは「アイハブアペーン、アイハブアンアッポー、ンーー、アッポーすいません流れてると思うんですけど、音と全然合ってないと思うんですけど」と困惑していたが、ノリノリで体を上下に揺らす生島さんに「ノープロブレム!」と続行を促され、しばらく歌い続けた。「ものすごい熱狂ぶりで。キアヌ・リーブスかなって思うくらい」ピコ太郎さんは歌い終えた後、「生島さん、音とか全然聞こえていないから軽く事故ってると思うんですけど、事故ってるのはノミネートされてないですよね」と語ると、会場内は笑い声に包まれた。ピコ太郎さんはその後も、生島さんに「海外での好評価、これは奇跡的なことですよ」と言われて「ものすごい熱狂ぶりで。キアヌ・リーブスかなって思うくらい」と語るなど終始、ボケを連発した。ピコ太郎さんは表彰式後、ツイッターで「流行語大賞トップ10おめピコ!」という祝福の声に対し、「ありがピコ!行けなかったのは残念び」と送った。コメント欄には「お電話でご出演、とーっても嬉ピコ」「私は大賞をとるだろう絶対に。...と信じて疑わなかったび」という声が寄せられている。
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